「ホーリーウィーク」グッドフライデーの行事に参加してみました

公開日 : 2013年03月31日
最終更新 :

今週はホーリーウイークというフィリピンではクリスマスに並ぶ大イベントがありました。

私自信はカリックではありませんが、国民の9割をカソリックが占めると言われているフィリピン。

せっかっかくなので、ホリーウィークの様子を見に行こう!

ということで、バナワという地区にあるグッドシェパードと言うところへ行ってみました。

フィリピン人の友人の説明によると、キリストが磔になるまでの12のシーンの像があり、

それぞれの像の前で歌を歌ったりお祈りをしてまわるのだそうです。

金曜の午後3時(キリストが息を引き取ったとされる時間)に合わせて

実際に劇を行う地域もあるそうです。

(今回は勝手がわからず劇は見られませんでした)

下記はクライマックスシーンの像です

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ところで、ホーリーウィークとはなんぞや?という感じですよね。

私も実は今月の頭に初めて耳にしたのです。

フィリピンの友人に「3月28~31はホーリーウィークで4連休なのよ」と教えてもらいました。

その時は「へ~」と思い終わりましたが、近づくにつれ、「食料は買いこんだ?」「どこへ行くの?」

などと何やらいつもの祝日とは違う様子。

特に「食料は買いこんだ?」って何事だろう?クリスマスだって大型スーパーは開いていたのですが?

心配になっていろいろ調べてみると、SM・アヤラ・パークモール、

つまり大型ショッピングセンターのほとんどがお休みではありませんか!

ここでやっと、ホーリーウィークとはいったいどんな特別な週なのか?

と疑問が浮かんだわけです。

平たく言えば

イエス・キリストがキリストがエルサレムに入り、

最後の晩餐、処刑を経て復活するまでの1週間とのこと。

クリスマスがキリストの生誕を祝うものであるのに対して、

ホーリーウィークはキリストの死と復活を祝うもののようです。

特に木曜日から日曜日が大詰めであり、木曜日・金曜日は国民の祝日に指定されています。

多くの人はホームタウンに戻り、家族と過ごします。

そのため木曜日には大型バスターミナルはニュースになるほど人でごった返し、

セブ市内は逆に車も人も驚くほど少なくなりました。

ちなみに

木曜日=ホーリーサーズデイ(最後の晩餐の日)

金曜日=グッドフライデイ(キリスト処刑の日。全ての罪を背負って亡くなったことから"グッド"になる)

土曜日=ブラックサタデー(喪に服す日)

日曜日=イースターサンデイ(復活祭)

というながれです。

セブに来て初のホーリーウィークなので勝手がわからずドキドキ

特に交通機関がストップしてしまったらどうしようかと心配していましたが、

木曜日・・・通常よりジプニーやトライシクルの数が少ないかな

金曜日・・・おぉ閑散としている!! それでも、ジプニー・トラシクル・タクシー共にちゃんとつかまる

土曜日・日曜日・・・通常通り

という感じでした。

皆さま、セブへお越しの際は祝日の予定にも注目してみてください。

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