今が旬!この時期にお勧めの果物ポメロ
常夏の島セブでは、一年を通し季節に大きな変化はありません。
乾季と雨季のはっきりしたマニラに比べ、セブは気候の変化もマイルドです。
でもそのセブで季節感を感じられるもの、それが「果物」です!
こちらに移住する前は、一年を通してマンゴーが食べられると思っていましたが、
実際に生活してみて、マンゴーにも旬の時期があることが分かりました。
もちろんどの時期でも、トロピカルフルーツがスーパーに並んでいますが、
旬の時期はお値段も安く、本当においしい果物が食べられます。
そして季節ごとに、スイカやマンゴーなどの一般的な果物から、
ランブータン、マンゴスチン、ランソーネス、ドリアンとエキゾチックな果物が楽しめます。
この年末の時期にセブに旅行する方に一押しなのが、今日ご紹介するポメロ(Pomelo)です。
見た目はグレープフルーツですが、苦みが全くなく、爽やかな甘みとしっかりとした食べごたえのある食感が特徴です。
房の大きさを比較するため、大さじスプーンを並べています。3~4つの房で大満足の大きさ。
ポメロはグレープフルーツより一回り大きい柑橘類で、直径15~20cm、重さが1kg前後あります。
東南アジア原産で、日本のザボン(ブンタン)の仲間です。
SMやアヤラのスーパーに行くと10月頃から1月頃にかけて、ワゴンに山積みになっています。
スーパーでは重さを計って販売するのですが、こちらは1つ66.20ペソ(約155円)です。
値札が付いていない時があれば、生鮮コーナにいる店員さんの所に持っていき、
"Could you weigh this?"(この重さを測ってください)とお願いしましょう。
"weigh"は「ウェイ」と発音し、重さを測るという動詞です。
"weight"「ウェイト」が「重量・重さ」というおなじみの名詞の単語です。
ザボンの一品種である晩白柚(ばんぺいゆ)。
こちらは日本のスーパーで見かけた晩白柚です。
ポメロは大きさこそ晩白柚に劣りますが、味も触感も似ているようです。
かなり厚い皮に包まれており、ナイフで十字に切れ込みを入れ手でむいていきます。
果肉部分は、皮をむく前のグレープフルーツ程の大きさがあります。
スーパーではすでに皮がむかれ、房から出されたものをパック売りにしていることも。
私のお気に入りの購入場所は、ローカルの市場です。
こんな風に外皮だけがむかれて、3個入りで販売されています。
お値段3つで100ペソ(235円)!スーパーと比べるとお安い。
冷蔵庫で冷やして食べるとまた格別です。地元では塩と一緒にいただくこともあるそうです。
そしてお気に入りのもう一つの理由は、房の袋からむきやすいこと。
粒がしっかりしているので、つぶれることなくきれいに取り出せます。
選ぶ際のポイントは、同じ大きさならずっしりと重たい方を選びます。水分がありジューシーです。
グレープフルーツやみかんを上回るビタミンCが含まれており、抗酸化作用による免疫力アップや美容効果も期待できます。
ぜひこの時期、セブの旅行の際はポメロを探してみてください。
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