セブで台風情報を確認するには? -その2-
セブに引っ越して間もない頃、超大型台風ハイエンと同規模のスーパー台風が
上陸する可能性があると警告シグナルが発令されました。
直撃になった場合、日本のようにすぐには復旧されないかもしれないと、
懐中電灯や数日分の食料品を買いに走りました。
驚いたのは人であふれかえるスーパーマーケット。
パンはすべて売り切れ、缶詰類の在庫も少なくなっていました。
改めて日本と異なる台風対策が必要だと実感しました。
いつもはこんなに大量に並んだ缶詰も、台風が近づくと品薄になります。
その時は直撃を免れましたが、日ごろからできる備えはしておきたいと感じた経験でした。
前回、PAGASAから発令される、シグナル(TCWC:熱帯低気圧警告)の確認方法についてご紹介しました。
今日はこちらでもう一つの、頼りになる情報ソースをお知らせします。
在フィリピン日本国大使館から送られてくる安全対策情報です。
電子メールで受信できるため情報も早く、
台風の進路に応じてアップデートも送られて来るので安心です。
上陸・接近に備え、何を準備し購入すべきなのか、細かな情報も載せられています。
台風の時に届いたメールによると、以下のものを準備して備えるよう指示がありました。
・懐中電灯、ライター、ろうそく
・携帯ラジオ、予備の電池
・1~2週間分の飲料水・食料
・避難も想定し、旅券、現金等
外務省海外旅行登録サイト、「たびレジ」から、
メールを受信するための登録ができるようになっています。
台風情報以外にもフィリピン国内におけるテロやデング熱など、
役立つ情報や警告がたびたび送られてきます。
少し長めの旅行や留学でセブにいらっしゃる皆さんは、「たびレジ」への登録をお勧めします。
短期の旅行で「たびレジ」の登録を行わない場合でも、
在フィリピン日本国大使館のホームページにある新着情報から、
メールと同じ内容を確認できます。
「なりすましメールにご注意を!」の連絡もメールで届きます。
最後に、もう一つお勧めのサイトは...
日本の気象庁による台風情報ページです。
前回の記事でご紹介しました「PAGASA」で台風のシグナルを確認する方法をお伝えしました。
加えて、台風の進路についてはこちらのホームページがお勧めです。
さまざまな台風情報の中でも抜群に分かりやすいです。
時間や日付ごとの進路が確認でき、台風の予報円をクリックすると
「暴風警戒圏」が地図上で分かりやすく確認できます。
情報も6時間ごとにアップデートされるため、セブでもかなりお世話になっています。
日本以外の地域に台風が進行しても情報が随時アップされます。
台風は英語で"typhoon"(タイフーン)と言います。
台風が接近する場合には、"Typhoon is coming"(台風が近づいている)、
"Thyphoon is expected"(台風が予想される)と周りのフィリピン人も教えてくれると思います。
セブの滞在中、天気に恵まれて欲しいものですが、もしも台風に見舞われることになれば、
ご紹介した2つの情報ソース、ぜひチェックしてみてください。
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