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アメリカ/シカゴ特派員ブログ Kumi

アメリカ・シカゴ特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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★ドラム缶とチップと煮えたぎる水


 1800℃の炎、チェリーチップの燃える匂い、晴れ渡ったイリノイ州北部の青空の下――6月3日の日曜日に、シカゴ郊外のMarengoのTim先生自宅で、アメリカン楽焼(陶芸)の焼成に、kaleidoscope ファインアートスクールのメンバーと参加しました。
 春に登録した陶芸クラスからスピンアウトしたイベント。Timさんは、高校などで陶芸を教え、自宅のbasement(ベースメント:地下や半地下の部屋)には、キルム(窯)を所狭しと装備しています。

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 柔らかいclay(粘土)を使って教室で作った、瓶(ポット)やオブジェなどを、素焼きして、glaze(色付け)した作品を、1850℃に熱したドラム缶で焼き上げるというもの。
 Lizard(トカゲ)が好きなLauraさんのフルーツボールや、アヤメを繊細に彫った大御所・Jill先生のプレート、またポットに薄く植物をはわせたDianaさん、釉薬を垂らした端正なポットはTinaさん。小さな家のジオラマは、今回運転手も買って出てくれたBethさん。彼女は「いずれファームをやりたい」というだけあって、家には3人の子どものほかに、犬や猫、さらには子ヤギを3頭も増やす肝っ玉母さん。そんなファームを表現したかったのかな。


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 これら机いっぱいに並べられた力作を、一回に20分をかけて焼成、それを長いトングで取り出し、チップの入ったドラム缶で定着させます。次に焼き上げている間に、ドラム缶から取り出し、水の中、またはホースで水をぶっかけて一気に冷ます!

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★サイダー片手にいっしょに日焼け

 ぶっ通しで働くTimさんを横目に、自分の作品が焼けるまでは、みんな芝生の上のアウトドアベンチに座って、ブラクチェリーサイダーなんかを飲みながら、気長に待つのです。Timさんちのシベリアンハスキー犬・Luckyは木陰を探してぶらぶらしながら、いっしょにのんびり過ごします。


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 さあ、水から顔を出した楽焼たち、どうなったかな?
グレイズ(釉薬)は、ターコイズやコパー、ブルーマジックなど、出来上がりには妖しく光るのがこの、アメリカン楽焼の特長といえるでしょう。

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★あやしく、そして神々しく光る皿や瓶


 私の作品は、オランウータンやプラネットの鉢、コスモスの瓶でした。「cosmos」の瓶は、細長いコイルの粘土を積み上げ、途中に幾何学的な片や輪をくっつけました。Jill 先生が、制作時に「はめ込み穴を開けた方が落ちないよ」とアドバイスしてくれたのに、「大丈夫」と言って、そのままにした箇所は焼成中にポロリ。
 ホースの水で冷ますのですが、何しろ1800℃、瓶の中に入った水は、Dianaさんが「まるでシチュー作ってるみたい」と言うほど、マグマの様に煮えたぎっておりました。「もーいいかな」と手でつかもうとしたら、「アチッ!」と飛び上がるほどまだ熱かった!世話好きのベスが「コレしかないけど使って」と、日焼け治療用のリップを差し出してくれたのでした。


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 ちなみにこのポットはTim先生の作品。美しく光るコッパーに繊細な線を描いた逸品です。来年お邪魔した時、日本に買って帰ろかな・・。


★仕上げはピザ窯の手作りピザ!お疲れさん!

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 朝の10時から4時間。すべての作品が焼きあがると、待ってました、Piza Partyで~す。Timさんちの庭にしつらえられたピザ窯(これも本人作)で、妻のLisaさんと用意してくれた、お手製の柔らかい生地の上にマッシュルームやチーズ、特製のトマトソースを乗せて、750℃の窯で10分ぐらい。

 私とJillさんは毎回、ワインでかんぱ~い!去年ほど暑くなくて、青空に大きな雲が流れるテラスでピザを囲んで、労をねぎらいます。授業料を払っているとはいえ、TimさんやLisaさんのHospitalityがあってこそ。USの広い空、心地よい風と仲間の熱い(!)思いに乾杯!



2018年6月25日

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★Royalで甘~いイギリスからのニュース

5月のアメリカで一時、すべてのTV局を朝の5時から7時まで(イギリスで11時から1時)ジャックしたのが、UK(United Kingdom)のRoyal Weddingでした。
 Harry王子とアフリカンアメリカンの女優Meghanさんとの婚礼は、日本でもおめでたいニュースとして持ち切りだったのでは?
 World Marketなどの雑貨屋さんでは、ロンドンバスの箱に入ったキャンディーなど、そしてグローサーリー(スーパー)のJewel Oscoでは、雑誌の棚に「Harry&Meghan」にまつわる雑誌がズラリ。

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アメリカでは美しいハードカバーのピクチャーブック(図録版)が、$25~40ぐらいで手に入る一方、ちょっとしっかりした装丁の雑誌は$9~20と割と高めなので、立ち読みが多いようです。しかしさすがにウィンザー城での式を記録した、ホットなバージョンはよく売れているようでした。

★テレビCMを変えた子どもだった

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 これは先日、たまたま買った食器用洗剤の「IVORY」。アメリカの大手であるP&Jが、11歳だったメーガンちゃんが投稿した「安全な製品を作ってください」といった手紙を本人が紹介するというテレビCMを制作したことが、その後の、安全な化学製品や食品を追求するという風潮の発端となった、と特集番組で言ってました。

 軍人から女優になった彼女がその後、ブログなどの記事を通じてアフリカンアメリカンであるというアイデンティーを表現し、UN(国連)での女性問題にもかかわっていたことが、ハリー王子とのつながりを作っていったみたい。雑誌に載っていた彼らのことばが美しいです。


 「Whatever we have to tackle…it`ll always be us together as a team」
  ~私たちが臨むことが何であれ・・・それは私たちに絆をもたらしてくれる。


★アイスは夏を味方するス・イーツ!

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 緯度が高い地方独特の強~い陽射しが戻ってくると、さっそくみんなが出かけるのがアイスクリーム屋。オーガニックな牛乳を直売する「Overweis」の店内は、赤と白のインテリアで、チェスのあるテーブルもあってちょっとしたリッチ感。


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 キッズサイズのコーンに乗せたアイスはお手軽($3.79)で、バニラやチョコはもちろん、マンゴーベースのクリームなんかも以外とさっぱりしておいしかったですよ。

また、メトラ駅前には「春にオープン」と、冬は閉じていたアイス屋・My Flavor It! Placeもオープン、学校帰りのハイスクール生や親子連れが集ってます。

★パンケーキには泡立てバター


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 こちらは「Gail`s Carriage」での朝食。2エッグ+ハム+パンケーキ($9.18)。土曜日に子どもが通う日本語学校のバス停に子どもを送った後の腹ごしらえです。
 オムレツを注文したつもりが、目玉焼きだったなんてことは日常茶飯事・・。こちらに来て再発見したおいしいものシリーズの一つはパンケーキ。いつもトーストやマフィンではなくて、パンケーキを注文するんですが、伝統的なのかバターはホイップド(泡立て)バターなんです。柔らかくて溶けやすい。そしてメープルシロップも必ず温めてあって、表面に膜が張ってるんです。
 近所で食べたGerman Pancakeも超うまかったので、また紹介しますね。


2018年6月 8日

Hi! シカゴのKumiです。木々の葉っぱもすっかり緑に。UKのRoyal Weddingも春を盛り上げてますね。

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★Glenviewのお手軽ピザ屋


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 新しい街と出会うきっかけは、やはり生活上の必要性から、というのが最も多いです。例えば子どもの矯正、自分の歯の手術とか・・。
 まだ春の始めに子どもの歯列矯正(Orthodontics)をかかりつけ歯科医の紹介で訪れたのは、シカゴ市内に近いGlenview(グランビュー)。歯科は美しく整備されたモール街の一角にありました。
 診察の後、曲がり角にあったピザ屋「Your Pie(ユア・パイ)」に息子と入りました。比較的新しいピザチェーンのFC(フランチャイズ)店で、日本でもおなじみの「Subway(サブウエイ)」と同様に、ピザ生地からソース、トッピングを選んでオーダーするもの。他にはパニーニやサンドウィッチも。10インチ(24.5センチ)のピザが$8.49。


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 まず、生地はwhite(白)かwheat(うす茶)を、ソースはオリーブオイルやバジルオイル、マリネラ(酸っぱい味)ソースなど、spinach(ほうれん草)やレタス、ドライドトマト、そして各種チーズ、チキンやイタリアンミート(ミートボールをカット)、ハム、そしてオリーブやペパー(ピーマン)、トマト・・・と選んでゆきます。
 レジで支払ってから、ビール(イートイン=店内のみ)を飲みながら待つこと5~10分。
焼きたてのピザは、生地が厚すぎず、シンプルでさっぱりした味。中でもfetaチーズなど、普段はグローサーリー(スーパー)でも、種類が多すぎてどうやって使うか分からず通り過ぎていたチーズも、「あっさりして、ピザやバーガーに合うんだ!」と発見。これからはもう少し、量り売りのチーズやハムに挑戦してみよう!
 ビールはもちろんクラフトビール。今回は「アラスカンIPA」で、さっぱりした中にも少しスモーキーな風味があって、オリーブオイルたっぷりのピザにGood!

 ★居心地のよい本屋との出会い


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 Glenviewのモール街・Glen Town Centerは、Metra鉄道(Foxlake-Chicago線)の駅近くにあり、公園や素敵なマンションが統一感を持って整備されている郊外型のダウンタウンです。93年に整備される前は、陸軍の航空基地でした。
 長くカーブする店の並びには、スポーツチェーン専門店「Dicks(ディックス)」がどーんと構える一方で、個店のブティックやレストラン、カフェなど幅広い種類の店があります。
 ピザのBox(残りの持ち帰り用)を持って公園を一周した後、本屋「The Book Market At Hangar One」へ。やはり表に置いてある「掘り出し物」カートに誘われつつ店内へ・・。ほとんどのハードカバー本がFace out(表紙見せ)で立てかけてあり、「今、この本が旬、おもしろいですよ!」と語りかけてきます。

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  アートや「Chicago」のピクチャー本が揃うコーナーに足を向けると、そこには大きなソファセット。子どもやヤング向けコーナーにもソファがあり、くつろいで読める環境が作ってあります。


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 この本屋は、現在はチェーン下にありますが、前身はBarbara’s Bookstore。「名前は変わってもIndependent(独立系)の精神は大切にしてるんだ」と店員さん。
 メーンの売り場から、イベントスペースにつながっていて、地元の高校生や小・中学生が作ったアートがぎっしり展示してある。アートショーやお話し会、パペットショーなどを開いて、コミュニティーのつながりや本とのかかわりをクリエーティブに実践している「温かくて楽しい」本屋さんなのです。
 私が買ったのはセール($6)になっていた「Pushcart Prize XXXIII・ベストオブザ・スモールプレス」。各ジャンル作家のオムニバス集で、「商業出版では出せない光る作品集」なのです。(むずかしすぎず読み応えあってお得ですよ)。


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2018年5月22日
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2018年4月26日
2018年4月22日
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  • 特派員プロフィール
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    シカゴ特派員
    Kumi
    1963年名古屋生まれ。父の仕事でシンガポールに住んだことで、外国や外国語に興味を持ち、愛知県立大学スペイン科に入る。卒業後はデザイン博覧会などで勤務。その後ファッション総合紙で記者を務めた後、15年に夫の仕事でシカゴに。現在は家事・育児のかたわらJazzとArtを学ぶ。地域のオモシロ情報を発信できるアーティストを目指す。
    Webサイト DISQUS ID @disqus_WSgvsjOHPL

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