イースターは家族とホームパーティ

公開日 : 2018年04月03日
最終更新 :

キリスト教圏では、クリスマスと同じくらい大事なイースター。

どこもかしこもイースターを象徴するウサギやタマゴのお菓子や雑貨が目に飛び込んできます!

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日本でも最近、イースターに力を入れているようですね。

ただカラフルな玉子やウサギが販売されているのをみて、

玉子パーティ???と思っている方も多いということを聞きましたが。

ドイツ語でイースターはオスターン(Ostern)と呼び、復活祭を指します。

ここドイツでは、聖金曜日から復活祭月曜日までの4日間が休暇になり、

クリスマス以来の長期休暇に、多くの人が首を長ーくしてイースターを楽しみにしています。

聖金曜日(Karfreitag)はイエスキリストの死と受難を偲ぶ祝日で、復活祭前の金曜日を指します。

復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日で、毎年復活祭は異なる日になります。

イエス・キリストの復活を祝う日です。

そして、聖月曜日(Ostermontag)は復活祭の次の日です。

イエス・キリストの復活祭なのになぜウサギとタマゴ?と思う方もいるのではないでしょうか。

キリスト教が広まる前からある土着の春分を祝うお祭りがあったため、

多産や豊作を象徴するウサギやタマゴが同じ時期のイースターでも取り入れられたと言われています。

・・・が、実際にはよくわかっていないそうです笑

イースター前日あたりからは別れる際に「Schönes Wochenende(良い週末を)」という代わりに

「Frohe Ostern(ハッピーイースター)」と言って挨拶をします。

聖月曜日まで、会った際にもFrohe Osternと挨拶をします。

イースターの時期、子供達はタマゴをカラフルにペイントしたり、

当日には、庭や家の中に隠されたタマゴを探すゲームを楽しみます。

大人しかいない私の周りでは、そういったことはしなかったのですが、

クリスマス同様に家族と過ごす大事な日なので、義家族とホームパーティをしました。

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テーブルには、ウサギとタマゴのチョコレートが。イースターのお決まりです。

食べ物やケーキはみんなで持ち寄りです。

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日本と違って、ホームパーティでは手作りお菓子(特にケーキ)が必須なので、

自然とお菓子作り力も向上します。

イースターやクリスマスに限らず、毎月あるいは月に何度もホームパーティがあるので、

疲れてくることもありますが、日本では味わえないと思って、異なる文化を楽しむのも一興です。

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