【新型コロナウイルス速報】NRW州は2020年4月27日からマスク着用義務に!
こんにちは。
ドイツでは4月20日からロックダウンが緩和され、800平米以下のお店が営業再開しましたが、ケルンがあるノルトラインヴェストファーレン州(NRW州)では4月27日から小学生以上はマスクの着用が義務化されました!
当初、マスク着用は公共交通機関内と店内で買い物するだけという話だったのですが、以下の場所でもマスク着用が義務づけられることになりました。
小売店内
職人およびサービス業者のショールーム(展示販売店)
ショッピングセンターエリア(店外)
医療機関利用時および薬局内
銀行
郵便局
市場
ガソリンスタンド
電車および地下鉄の駅
バス内や電車内
タクシー内(乗客が着用することを義務づけられる)
スクールバス内
サービスを提供する際に顧客から1.5m以上の距離をとれない場合
レストランなどで飲食を受け取るとき(例外:店内に入らずアイスクリームを購入できる場合)
なお、健康上などの理由によりマスクを着用できない場合には適用されない
マスク着用の義務は1.5m以上の距離をとらなくてよいということにはならない。
となかなか厳しくマスクを着用することを義務づけています。
去年出産祝いに友人から娘にマスクをいただいたので、おーこれで新型コロナウイルスを乗り越えられる!と思ったのですが、着けたら即座に脱ぎ捨てられました。乳幼児もマスク着用が義務だったらどうしようかと内心はらはらしていたのですが、小学生以上からと聞き、安心しました。
今までマスクをすることを頑なに嫌がっていたドイツ人(欧米人)がマスクをしなくてはいけない日が来るとは!
そんな国なので、販売しているマスクの数も少なく、ドイツ人はどこでマスクを手に入れるのでしょう。義務にするくらいならドイツでも日本同様にマスクを配布してくれてもいいのにと思うのは日本人だからでしょうか。
実はマスク着用義務といっていますが、スカーフを鼻と口の周りに巻いても布マスクと同じ効果を期待できるということで、スカーフを代わりに巻くことが許可されています。たまに見かけますが、一見強盗みたいです。
また日本同様にマスク作りが流行っています。
私が働く会社では、CEOの厚意でESTY(ハンドメイド作品を販売しているウェブサイト)から購入したマスクを全社員に配布してくれたのですが、ドイツではこういった形の自作マスクをよく見かけます。日本でよく見かける長方形のタイプとだいぶ違いますよね。鼻の高さを考慮しているのかもしれません。ちなみに私は鼻が低いので、少しぷかぷか浮いています。
布製以外にもかぎ編みで編んだ編みマスクをしている人も見かけます。布製以上に風通しがよくて、着けている意味があるのかわかりませんが、中にガーゼを挟んでいるのかもしれません。
近所の仕立て屋さんもここぞとばかりに手作りマスクを販売していました。写真のモデルに直接セロハンテープで手作りマスクを貼り付けていてシュールです。
来週からマスクをしている人だらけになるかと思うと、不謹慎ですが少しワクワクします。州政府として違反規定は設けず、各現場の主体が規制を行うそうです。今でも店内の人数を制限しているので、マスクをしていなければ入店を拒否されることになるはずですので、あまり適当なことはできないんじゃないかと思います。
今週になって、お店の営業が再開して人々が殺到しているそうです。買い物をする必要もないのに、入店する人も目立つそうで、2、3週間様子を見て状況が悪化したらまたロックダウンを厳しくする可能性もあると聞きました。NRW州では3月16日から始まったロックダウン。早く新型コロナウイルスの流行が終息してほしいです。
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