ハンバントタでカーレースその1

公開日 : 2010年04月01日
最終更新 :
02-01.jpg

写真:大会中のモトクロスバイク競技中の1コマ

スリランカの情報を(特に旅行者向けに)細かく色々お届けして行く事で繋いで行こうと思っていたこのブログですが、「南側のハンバントタ(コロンボから250キロ)というところで、カーレース(ダート)が行われるけど行く?」というお誘いをいただきました。

02-02.jpg

写真:レース会場( 4WDが泥沼を疾走するレースでした。)はこんな感じの広大な場所でした。

なかなかハンバントタ迄行くような事はありません。それにハンバントタはサファリで有名なヤーラの近くでもあります。コロンボからだと辿り着くだけでも大変ですが、これは行ってみなくては!と思い、取材も兼ねて出かけて参りました。

02-03.jpg

写真:ハンバントタの夕日:本当に美しかったです。

いやーハンバントタは遠かった(車で4時間程度)のですが、レースは本当に面白く、こんなカーレース日本では無いんじゃないかと(無知な私が知らないだけかもしれませんが。。。。。)思いました。

最初に見学したのが、4WD車が悪路を走り、泥や沼の中に突入して行くレース。

02-04.jpg

写真:このように激しい地形をレース場に造り、そこを4WDが走り抜けます。(この車は一番大きな障害物の頂上で停止してしました。)

正式エントリーの車はかなりチューナップ等もして、この過酷なレースに臨みますが・・・・。

02-05.jpg

写真:色も鮮やかにチューンナップされた車が参加します。こうゆう車は人気で人が自然に集まります。

試合前の特別枠として、地元エントリー枠によるレースがエキジビションとして開催されました。此処はヤ―ラ国立公園が近い為、サファリ用の古い4WDを持つ地元の人達が結構います。そんな地元の人々によるローカルレースです。

02-06.jpg

写真:大丈夫か心配になる特別枠の4WD

車に関して素人の私が見ても古い感じが伝わります(のぞくと床に空いた穴等を補修してありました。)そして結果・・・

02-06-2.jpg

写真:障害物の頂上で停まってしまった出場車・・・。

殆どの車が完走出来ずに停止。途中でリタイア。。。ルールではドライバーとナビゲーターと2人のみで力を合わせて完走を目指しますが、さすがに地元車はハンデもあり、みんなが助けに駆け寄ります。

02-07.jpg

写真:障害物を乗り越えた地元エントリーの4WD

個人的にはこの古いタイプの4WDは味があって、好きなのですが、この後の泥沼へのダイブでほとんどが前に進めなくなってしまいます。(泥沼の中ではドライバーは腰くらいまで泥んこになりながら車を運転していました。)

02-08.jpg

写真:悪路を疾走する古いタイプの4WD(がんばれーと思わず応援したくなります。)

このローカル枠のレース後に正式エントリーのレースが開始されます。先ほどの赤い車はレース場では色も目立つので、大人気でした。

02-09.jpg

写真:軽々と進む正式エントリー車。(人々が車を追いかけて見物していました。)

この後沼に突っ込んで行きます。

02-10.jpg

写真:(どっぱーん!)沼に突っ込む車(水しぶきが派手に上がります。)

見た目にも派手なパフォーマンスは圧巻で、観衆が会場を走って移動しながら、見るという他の国では考えられない手作り感満載のレースは大変面白い体験でした。

実はこのレース大会は2日間に渡って行われました。

最終日の決戦の様子は来週お送りいたします!

02-11.jpg

写真:ピース♪来週をお楽しみに!! 

(翌日のモトクロスレースに出た少年(笑))

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。