出来たばかりの高速を通ってハンバントタへ行ってみました♪♪

公開日 : 2012年08月06日
最終更新 :

スリランカの南側は現在絶賛開発中の地域「ハンバントタ」があります。

なぜこちらが絶賛開発中なのかといえば、現在の大統領がこの周辺の出身で、まさしく地元への貢献活動として、プロジェクトを動かしているからであります・・・。

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今回はこの「ハンバントタ」へ視察旅行があり、偶然代理で伺う事が出来る事になったので、行ってみました!

さて・・今回向かったこのハンバントタへはスリランカで初めて作られたという「高速道路」を使って行くとの事でこれも大きな今回の旅行の呼び物でありました!

2011年の10月にOPRNしたこの高速道路はコロンボ‐ゴール間が現在開通済で全行程の2/3を日本企業が作っています。(残りの1/3に関しては中国の企業が作ったものになります。)今回はこの高速道路を利用してハンバントタに向かいます^^

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という分けでこちらがコロンボ側の高速の入り口になります。コロンボより少し南側に位置しています。入り口が分かりづらいので、気をつけないと見逃してしまいそうになります。

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まっすぐに伸びる高速道路が見えてきました♪♪この高速道路は日本の支援とアジア開発銀行からの支援で建築されたものだそうで、

"日本の国際協力機構(Japan International Cooperation Agency、JICA)が3億1700万ドル(約250億円)、アジア開発銀行(Asian

Development Bank、ADB)が1億7800万ドル(約140億円)を支援した。"

のだそうです。

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こちらバスの内側から見た高速道路の様子。おお!まるで日本の高速道路のようではありませんか!出来たばかりという事もあり、路面もスムースでバスに乗っていても気持ちが良いです♪♪

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こちらは途中に見えたSA(サービス・エリア)こちらの建設は、海外の企業ではなく、スリランカ政府が行なっているのだそうですが・・・。何時頃になったら、OPENするのでしょうか・・・開通してからすでに8ヶ月が過ぎています・・・・

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コロンボを朝の6時に出発し、1時間ちょっとかけて高速に乗り、そのまま1時間ちょっとかけてゴールへ。

こちら下り口側の道路ですが、高速の付近はかなり整備も行き届き、信号機なども整備されていました!

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しかし、ゴールから3時間ちょっとかけてたどり着いてみたハンバントタですが・・・・。

見事になーんもありません!!広大な大地と青い空が続いています!

スリランカは日本の北海道の80%程度の面積しか無い筈なのですが・・・広大すぎる・・・・

※写真は小型風力発電機です(ぼんぼりのような所には大統領とその息子さんの写真が張られてクルクルと風に吹かれて回転していました・・・・。)

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しかしそんな砂漠の中に突如として現れたすごい建物!こちらハンバントタの合同庁舎のようです(アドミ?)

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こちらの庁舎等はどうも韓国のお手伝いで建築されたようです・・・。

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その後視察の旅は、「国際会議場」に・・・。

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しかし国際会議場はまだ建設途中でありました・・・。足場の間から見える地平線がどれだけ何も無い所にこの建物があるを物語ます。

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ハンバントタには巨大な風力発電の風車が立っていました。この地域は海からの風が強く、ハンバントタの港にも強い波が風で吹き寄せている(偏西風?)ので、港に砂が貯まりやすいのだそうです・・・。

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ところで実はもともと「ハンバントタ」とは"塩"が有名で塩田が広く広がっていました。この手前の川向うに見えるには塩田です。ハンバントタはもともと日本語で"イスラムの港"という意味があり、イスラム系の人が多い場所とも言われています。この地域の特産物はこの「塩」でスリランカのローカルの人達はこの地域でとれた岩塩に水を入れて溶かしそれを料理等に入れて使っていたのだそうです。

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さてその次に赴いたのが、ハンバントタ港。中国の支援で建設された港で、インターナショナルシーレーンの近くにある事から、今後回路の重要なハブ港として期待の集まる地域ではありますが・・・。まだその賑わいはありませんでした。

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大きめの船等が停まっているのかなと思っていたのですが、結構港は静かでまだ大型物資の搬入等は車のみとなっている様子でした。

ただ今後はこの地域をスリランカ政府としては力を入れて開発していくという意気込みは案内してくれた人達や、あの凄い(管理・管轄)アドミの建物でも伺う事ができました。

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