スリランカのペラへラ祭りを見に行ってみるその3
スリランカのペラヘラ祭りを見に行くという事で、出発し、一路キャンディへ向かった私でありますが・・・・
旅のあらましは下記の通り
※写真はキャンディの仏歯寺
スリランカのペラヘラ祭りを見に行く為にコロンボを出発し
コロンボ→ニゴンボ(1泊)→ニゴンボのフィッシュ・マーケット→ピンナワラのゾウの孤児院
と旅行を続けて来た私達でありますが・・・
とうとう古都キャンディに到着しました!
キャンディは日本の「京都」のような街です^^
※ちなみにローカルの人達はキャンディの事を「ヌワラ」と呼びます。ヌワラエリアとヌワラは違う所なので注意です。
今回は写真が沢山あったので、段組して、お送りします^^
※写真は入り口のところにある天上に描かれた美しい壁画・・・。 (ペラヘラの行列が下部に描かれています。)
このキャンディは"シンハラ人のウダラタ王国(1474年~1815年)の最後の都"で、未だに王様はいませんが王位を守り継承している人達がいるのだとか・・・。
※写真は彫刻が施された仏歯寺の建物への入り口
※入り口の足元にはムーンストン
(スリランカの古い仏教的な建物の入り口には必ずある、
半円形の彫刻)
とにかくやってきて驚いたのは、長い歴史もあるのだろうと思いますが、全てが美しかった事です・・・。
スリランカの仏教の聖地であり、またシンハラ人による最後の王朝の都であるこのキャンディはその歴史的な重要性から、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
お寺の中というよりも、なんだか人々が憩う公園のような感じの屋内部分。
半OPENになっている独特の建物は風通りも良く日差しを避けられる屋内はほっと一息付けるような雰囲気です。
※日本の小豆島大観音佛歯寺はこのキャンディの仏歯寺から、1985年に釈迦の犬歯を寄贈されたのをきっかけに、大観音像を建立したのだとか・・・。
ストゥーバの前で祈りを捧げていたご夫婦
2階へ上がると、雰囲気が日本のお寺に近い感じになってきます。
こちらのたてもの気づかなかったのですが、木造建築部分もありました。
石の柱などがあるところと、木造で作られたところに大きくわかれています。
木造の部分は何だか日本のお寺のようです。
本尊(仏歯?)の前部分。
沢山の花が捧げられていました。
二階部分を下から見たところ。
中国などの古い民家などを思い出させられます。
堂内にはオイルの香りが漂い、人々も騒ぐ人達はいません。
なんとも厳かに多くの人が(観光客も含め)見学し、祈っていました。
こちらは、14世紀にスリランカに仏歯を運んで来たといわれている「カリンガ国」の王女のレリーフ。
頭の部分が光輝いているのは、この髪の中に"仏歯"を忍ばせているからなのだそうです。
伝説では、仏陀がダビにふされてた時、その犬歯はインド東武のカリンが国にもたらされたのだとか。かそのカリンが国の王女がスリランカのシンハラ王家に嫁ぐ時に、父親王が娘の幸せを祈り、髪の毛に忍ばせて送り出したと言われているそうです。
当時アヌラ‐打プラに王都があったシンハラ王朝はこの仏歯を王宮内に祀りました。
その後南インドや、ポルトガルなどの侵攻の度に遷都を繰り返し最終的にこのキャンディに1592年に移され、それに伴い、王宮内に建立されたのが今の仏歯寺の原型なのだそうです。
この2階部分に「仏歯」が置かれています。
この上部部分は現在タイランドからの技術者を入れ補習が行われているのだそうです。
寺院内のところどころに見られる木々。
石の柱と並んでいるとなんとも美しいコントラストです。
こちら仏歯寺の屋根の裏側。日本の仏閣の木造建築を彷彿とさせます。
とにかく美しい。細かい細工が細部にまで設けられていて、なんとも懐かしい気持ちになります。
南国の強い光がこのこの木々の細工に深い影を落とし、強いコントラストに浮かびある繊細な絵と彫刻は
荘厳かつ複雑な輪郭を浮き上がらせます。
博物館の入り口。
この扉の縁の部分にも美しい文様が刻まれていました。
こちら博物館の中
左右には仏陀の物語が絵画として
飾られています。
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