更新【スリランカ】新型コロナウイルス関連最新情報 2020年3月14日現在

公開日 : 2020年03月14日
最終更新 :

スリランカの新型コロナウイルス関係の情報をお届けします。

2020年3月9日にお伝えしていましたが、そのあと初のスリランカ人の感染者が確認され、事態はかなり変わってきており、現在は、さまざまな対策が取られてきております。

3月9日以降に変更になったものを入れて、3月14日現在の情報を以下に記します。

また現地メディアの報道記事もWebサイトのURLを貼りつけますので、ご参考までに(英語)

どこの国でも起きているようなことが、スリランカでも起きはじめています。

スリランカには、感染者がいませんでしたが今週に入り、スリランカ人初の感染者が出て急な対策などが始まっています。

・外国人のアライバルVISAが、発給停止となりました。

あらかじめVISAを取っていない(持っていない)と入国できません。

電子申請などで必ずVISAを取ってからご出発ください。

・イラン、イタリア、韓国からの旅行者を、入国制限

またこれらの地域から運航する航空会社に乗客を運ばないように要請したようです。

1人目のスリランカ人の感染者が、イタリア人をアテンドしたガイドさんだったそうです。

さらに2人目のスリランカ人感染者も12日に発覚し、この方もツアーガイドで外国人から感染したようです。

外国人からのガイドの感染ということで、これから外国人に対するシビアな目が向かられる可能性があり、差別的なことも起こる可能性がありますので、ご滞在中の皆さんは、十分ご注意ください。

・ヨーロッパ人に対する2週間VISAの発行を停止(2020年3月15~29日)

・ヨーロッパから到着したすべてのスリランカ人を14日間隔離

ヨーロッパに過去14日以内に滞在したことのある外国人も対象のようです。

この間にヨーロッパ、イラン、韓国に滞在されたことのある方も、入国拒否の可能性が大です。

日本国籍だと、VISAは取れると思いますが、入国できない、もしくは14日間隔離されると思われますのでスリランカ渡航予定の方は、十分にご注意いただくとともに、必ず大使館、航空会社、旅行社などにご確認ください。

また国内では

・2020年3月13日から4月20日まで公立学校の休校

・公開集会とイベントを制限する

・管理された価格であらゆる場所でフェイスマスクの購入を促進

人々に対しパニックにならず冷静に行動するようにと、政府から発表がありました。

今まで国内に感染者がいなかったため、どこか他人事のような雰囲気でしたが、スリランカもこれからほかの国と同様に、しばらく落ち着かない雰囲気になりそうな......?

とにかく落ち着いて、手洗いとうがいをしっかりして、睡眠と食事をしっかりとることだと思います。

以下にスリランカ国内の新型コロナウイルス関係の報道記事をまとめました。(英語)

・Gotabaya Rajapaksa大統領は、新しい新型コロナウイルスに対する公衆衛生を確保するために関係当局がすべての措置を講じたため、人々がパニックになる理由はないと述べています。

・新型コロナウイルス陽性の2例目のスリランカ人が確認されました。

・さらに3名の感染が確認され、計5名に。

・すべての外国人のアライバルVISAの発給を停止

・Gotabaya Rajapaksa大統領は、2週間ヨーロッパ人に対するVISAの発行を停止するよう指示しました。

・文部省は13日から4月20日まですべての公立学校を閉鎖することを決定しました。

・イラン、イタリア、および韓国からの622名の乗客が、14日間の検疫期間中、強制的に検疫施設に移送されました。

・スリランカは、新型コロナウイルスの被害を受けた3つの国(イラン、イタリア、韓国)からの乗客に旅行禁止を課しています。

・陸軍中将シャヴェンドラ・シルバ中将は、新型コロナウイルスに関する誤解を招く噂でパニックに陥らないよう、スーパーなどで、過度な買い物はしないよう国民に促しました。

・マヒンダ・ラジャパクサ首相は、スリランカは新型コロナウイルス関連の緊急事態に備えて1000名の検疫に対応できると述べています。

・噂を広める者に対しては厳格な法的措置が取られると述べていることを再確認しました。 大臣は、国民にこのような状況に団結して対峙し続けるよう呼びかけました。

上記は、すべて2020年3月14日現在の情報です。

実際にスリランカに渡航される場合は、Webサイト上の情報を(本ページを含め)鵜呑みにすることなく大使館や各航空会社、旅行社などの最新情報を必ずご確認ください。

筆者

スリランカ特派員

スリランカ案内人 うっちゃん

魅力溢れる光り輝くスリランカを日本の皆さんに知っていただきたい! その想い一つで20年間スリランカ啓発活動をしてまいりました。

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