毎年高くなる切符と切手
1月18日からコペンハーゲンの主要交通(電車、バス、地下鉄)が一斉に値上がりする。毎年1月中旬に運賃改定が行われるのだが、今年から国の公共交通機関への補助金が削減されるため、今年は例年に比べて大幅な値上がりとなる。そのため今週、駅のチケット窓口は値上がり前に定期券や回数券を求める人たちで混雑ぎみ。とはいえ、値上げ率が大きいのは主に定期券、回数券、広域ゾーンなどで、観光で行動する範囲の値上がりは例年並みですのでご安心を。
S-tog(エストー)と呼ばれる電車、市バス、メトロ(地下鉄)のすべてが共通のゾーン制料金になっていて、市内観光のほとんどは最小の2ゾーンでカバーできる。例えばその2ゾーンの初乗りは15クローナから17クローナに、3日間乗り放題のコペンハーゲンカードは395クローナから399クローナに変わる。
そしてもう一つ毎年値上がりするのが郵便料金。デンマークから日本までの絵葉書や手紙は去年まで6.5クローナだったが、すでに今年の1月2日より7クローナに値上がりした。こちらは毎年0.5クローナずつ高くなっていく。デンマークの経済は今のところ毎年約2%のインフレだそうで、このように物価が少しずつ上がってゆくのですが、旅行者はもちろん、インフレを実感できない庶民にとってもまったく痛い話です。
※1クローナ=約17.8円(1月17日現在)
旅行するたびに高くなっている!? コペンハーゲンの交通機関
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