一年で一番明るい夜、サンクトハンス・アフテン
クリスマスのちょうど半年前となる6月24日はSankthansdag(サンクトハンス・ディ)、その前夜23日はSankthansaften(サンクトハンス・アフテン)と呼ばれ、一年で一番昼間の長い日と言われている。毎年6月23日の夜はいたる所でかがり火がたかれ、集まった人々が遅くまで火を囲みながら歌やダンスを楽しむという特別な夜だ。 1500~1600年代に始まったといわれているサンクトハンス・アフテンのたき火。普段身をひそめている魔女たちがこの日、ドイツのBloksbjerg(ブロック山)に集まり悪魔と出会うと信じていた当時の人々が、魔女とおぼしき女性を魔除けのために燃やしたというのが由来。実際デンマークでは1693年まで魔女(と思われた人)が燃やされていたというから、ちょっと怖い。 とはいえ現在では夏祭りのキャンプファイヤーといった感じで、大人も子供も楽しみにするイベントのひとつになっている。この時期は22:00頃まで明るいのでたき火が始まるのは夜遅いが、旅行者でも気軽に参加できるのでビール片手にデンマークの長い夜を体験してみて。コペン中心部ならアクセスのよいチボリ公園かニューハウンがおすすめ。サンクトハンス・アフテンのプログラム【チボリ公園】21:00~24:0021:00~コンサート、エンターテイメント23:00~たき火開始23:30~イルミネーション・ショー23:45~花火チボリ入場料/大人65クローナ【ニューハウン】17:00~24:0017:00~バー・オープン17:30~コンサート、エンターテイメント21:45~市長の挨拶の後、たき火開始参加無料
たき火の真ん中にはかかし風(?)の魔女が立ててあり、燃え落ちると拍手が起きる
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