日帰りで楽しむスウェーデン

　2000年にコペンハーゲンと南スウェーデンの都市･Malmo（マルム）を結ぶOEresundsbroen（ウァスン橋）が開通して以来、陸続きとなったデンマークとスウェーデン。以前はフェリーが主な交通手段だったが、今は電車やバスの路線も整い、気軽に行き来ができるようになった。　Malmoは人口約25万人のスウェーデン第三の都市。レンガ造りの建物や運河など、町並みはコペンハーゲンと似ているが、通りが広く、ゆったりとした佇まいだ。通貨はデンマーク･クローナの方が強いため（1DKK＝約0,8SEK）スウェーデンの方が物価が安く、コペンからショッピングを目当てに訪れる人も多い。主な見どころは徒歩でまわれるので、日帰りでも十分、観光＆ショッピングが楽しめる。小さい町のわりにデザインや雑貨系のショップがいくつもあり、スウェーデンにしかない店舗もあるので、デザインや雑貨に興味のある人にはおすすめだ。時間に余裕のある旅なら、ひと足のばしてスウェーデンまで行ってみては？　コペンハーゲン中央駅からマルム行きの電車OEresundstogが1時間に3本発着。コンゲンス・ニュー広場、市庁舎前広場から発着のバスは、本数は少ないが料金は電車より安い。マルムのインフォメーション住所：August Palms plats 1TEL：（040） 34 10 00http://www.malmo.se電車でのアクセス（所要約35分･往復160クローナ）http://www.dsb.dkバスでのアクセス（所要約60分･往復80クローナ）http://www.graahundbus.dkその他、所要約80分･往復80クローナのフェリーもあり。詳しくは上記のマルム･インフォメーションサイトをご覧ください。※文中、OEresundsbroenのOEはデンマーク語表記でOに斜めの線が入った文字、MalmoのOはスウェーデン語表記でOの上に点々がついた文字です。また、一般にガイドブックではMalmoにマルメと読みがふってありますが、現地では通じにくいと思いマルムと表記しました。

大広場に面したマルムの市庁舎