クリスマスのお菓子といえば

公開日 : 2004年12月22日
最終更新 :

 デンマークでクリスマスのお菓子といえばaebleskiver(エーブレスキーバ)。歴史をたどれば1600年代から食べられているというエーブレスキーバ、丸く焼いた生地にベリー系のジャムと粉砂糖をかけて食べるドーナツ風のお菓子だ。デンマークの家電ショップやデパートなどには必ずエーブレスキーバを焼く器械(直火で焼くフライパン風のものと、卓上用の電気式がある)が売っているのだが、この器械、日本人なら見覚えのあるフォルム...、実はたこ焼き器とうりふたつなのだ。作り方もたこ焼きとまったく同じで、生地を穴に流し込み、回転させながら丸く焼き上げる。我が家にもエーブレスキーバ焼き器があるが、本来の目的で使ったのは数えるほどで、ほとんどたこ焼き器と化している。昔はどこの家庭でもエーブレスキーバを生地から作って焼くのが当たり前だったが、最近は手軽な冷凍物をレンジやオーブンで温めて食べるのが主流のようだ。 エーブレスキーバを食べながら飲むものといえばgloegg(グルッグ)。レーズンやナッツが入ったスパイス入りのホットワインは、飲むと体が温まるので寒い時期にはぴったり!スパイスの独特な味わいが苦手という人もいるが、飲んでいるうちにクセになる不思議なおいしさ。 12月に入るとクリスマスマーケットや街のカフェでもエーブレスキーバ&グルッグを出しているので、クリスマス時期のデンマークではこの超定番セットをお試しあれ。

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たこ焼きの2倍はある大きさ

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