デンマーク流!夏の楽しみ方 〜ローゼンボー公園〜

公開日 : 2010年08月05日
最終更新 :

ある晴れた日の午後。ローゼンボー離宮があるローゼンボー公園(Kongens Have)に行ってみると、とってもデンマーク的な光景が見られました。

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何気ない光景ではあるのですが、なぜかじわっと感動してしまいます。

デンマーク観光。その見所の1つは、人びとの暮らし方。

夏が短くて8月頃から少しずつ涼しくなるデンマーク。みんな太陽や青空が愛おしくて、青空が広がって太陽の光が差し込めば、緑に囲まれてゆっくりとした夏のひとときを満喫しようとします。

シートを広げて、友達と一緒にわいわいランチを楽しむ人たち。2人で寝転がって、ゆったりとした午後のひとときを過ごすカップル。1人でふらっと立ち寄って、寝そべって日光浴をする人、本を読む人…。デンマーク人にとっては、青空の下で過ごすことそのものが最高の贅沢。

芝生の上で、何をしているわけでもないけれど、人生にとって欠かせない「何か」が、この光景に隠されているような…。

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米世論調査機関ギャラップが世界155の国・地域を対象に2005年〜2009年にかけて行った調査の結果、「住民が幸せと感じている割合が最も高い国」はデンマークと発表されました。その理由に、「国民の基本的なニーズがほぼ満たされている」などが挙げられていますが、そんな国づくりの基盤になっているのは「デンマーク人の価値観」。

仕事帰りに太陽の光に誘われて、ふらっと公園に立ち寄ってゴロリと寝転がる。明るい日差しのなかで、芝生に横になって読みたい本を読む。青空が広がった日に、友達を集めて公園でピクニックをする。ドリンクを片手に、親しい友達と芝生に座って語り合う…。コペンハーゲンの平日午後の公園。何気ない光景だけれど、なぜか感動してしまうのは、その空間が小さな幸せで満たされているからかも…?

散歩しながら、しみじみ、コペンハーゲンの人たちは贅沢な時間の過ごし方を知っているなぁ...って思います。プライベートな時間を大切に、忙しくても「時の隙間」を大切に生活するんですね...。

コペンハーゲン観光。ちょっと疲れたら、ぜひ近くの公園に立ち寄ってみてください☆「観光名所」ではないけれど、デンマークっぽいステキな光景に出会えるはずです♪

ちなみに、ローゼンボー離宮のあるローゼンボー公園は、街の中心にあって立ち寄りやすいのでオススメです^^

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