王立図書館ブラック・ダイヤモンド

公開日 : 2010年11月14日
最終更新 :

「え!?これが図書館!?」

王立図書館ブラック・ダイヤモンドは、デンマークのデザイン集団シュミット・ハンマー・ラーセンによって設計され、1999年9月にオープンした。外壁は黒色花崗岩でできていて、(とくに晴れた日は!)水面から黒く輝くダイヤモンドのように見えることから「ブラック・ダイヤモンド」と呼ばれている。

DSC_0283-1.JPG

この空間を「図書館」と言ってしまうのはもったない。コペンハーゲンの代表的な建築物の1つである。

建物のなかには、お洒落なカフェ、レストラン、本屋、コンサートホール、展示室、会議室などがあり、各イベントが開催される。運河沿いに建てられているので、カフェやレストランからの眺めも最高。ちょっと休んでランチやお茶をするには、最適の場所である。

左下写真は1階の本屋、右下写真は1階のカフェ。

DSC_0291-1.JPG

こちらは、ブラック・ダイヤモンドの内側から外に向けて撮った写真。

DSC_0315-1.JPG

この「図書館」と一言では言い切れない図書館を見学に来る人は多い。毎週ガイドツアーも開催されているほどだ。

いろいろな角度から楽しめて魅力満載なので、人によって「見所」はさまざま。

私が個人的に好きなのは、新館ブラック・ダイヤモンドから旧館への通り道。

古いものを大切にしながら、新しいものを取り入れて、「現代(いま)」の先端を突き進む。過去を「過去の遺物」として埋もれさせずに、「新たな時代の1ページ」に塗り変えていく。そんなデンマーク人の哲学が、ここにも活きている。

新館ブラックダイヤモンドと旧館をつなぐ通路

DSC_0326-2.JPG

旧館の通路には、椅子と机が置かれていて、学生たちがパソコンを手元に勉強したり、ディスカッションをしたりしている。

DSC_0331-2.JPG

ちなみに、この新旧の図書館には、どちらにも大きなワイヤレスの部屋があって、パソコン使いたい放題。学生が学びやすい環境が整えられている。

小さな展示室にもなっている旧館のホール。窓からは美しい庭が見える。

DSC_0338-1.JPG

こんなところで勉強できるなんて、最高の贅沢...。「学ぶ」ために相応しい空間が、ここにあるような気がする。

...それにしても...カッコ良すぎる!「図書館なんて...」とは言わずに、ぜひぜひご覧ください☆

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。