王立図書館ブラック・ダイヤモンド
「え!?これが図書館!?」
王立図書館ブラック・ダイヤモンドは、デンマークのデザイン集団シュミット・ハンマー・ラーセンによって設計され、1999年9月にオープンした。外壁は黒色花崗岩でできていて、(とくに晴れた日は!)水面から黒く輝くダイヤモンドのように見えることから「ブラック・ダイヤモンド」と呼ばれている。
この空間を「図書館」と言ってしまうのはもったない。コペンハーゲンの代表的な建築物の1つである。
建物のなかには、お洒落なカフェ、レストラン、本屋、コンサートホール、展示室、会議室などがあり、各イベントが開催される。運河沿いに建てられているので、カフェやレストランからの眺めも最高。ちょっと休んでランチやお茶をするには、最適の場所である。
左下写真は1階の本屋、右下写真は1階のカフェ。
こちらは、ブラック・ダイヤモンドの内側から外に向けて撮った写真。
この「図書館」と一言では言い切れない図書館を見学に来る人は多い。毎週ガイドツアーも開催されているほどだ。
いろいろな角度から楽しめて魅力満載なので、人によって「見所」はさまざま。
私が個人的に好きなのは、新館ブラック・ダイヤモンドから旧館への通り道。
古いものを大切にしながら、新しいものを取り入れて、「現代(いま)」の先端を突き進む。過去を「過去の遺物」として埋もれさせずに、「新たな時代の1ページ」に塗り変えていく。そんなデンマーク人の哲学が、ここにも活きている。
新館ブラックダイヤモンドと旧館をつなぐ通路
旧館の通路には、椅子と机が置かれていて、学生たちがパソコンを手元に勉強したり、ディスカッションをしたりしている。
ちなみに、この新旧の図書館には、どちらにも大きなワイヤレスの部屋があって、パソコン使いたい放題。学生が学びやすい環境が整えられている。
小さな展示室にもなっている旧館のホール。窓からは美しい庭が見える。
こんなところで勉強できるなんて、最高の贅沢...。「学ぶ」ために相応しい空間が、ここにあるような気がする。
...それにしても...カッコ良すぎる!「図書館なんて...」とは言わずに、ぜひぜひご覧ください☆
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