デンマーク王室、双子の洗礼式

公開日 : 2011年04月15日
最終更新 :
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2011年4月14日は、デンマーク国民にとって特別な日でした。国民に人気のあるフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃の間に生まれた双子の洗礼式だったのです。

洗礼式といってもピンと来ない方も多いと思いますが、デンマークでは教会で洗礼式を行って、赤ちゃんに命名します。

デンマーク国民にとって大きな関心事は双子の「名前」。名前を予想し、それで賭けをする人たちも...。さて、どんな名前がつけられるのか...?

注目の洗礼式の様子は、テレビでも生中継で放映されました。

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洗礼式の会場は 、旧証券取引所と中央銀行の間に位置するホルメンズ教会(Holmens Kirke)。15時半、教会では約300人のゲストが皇太子御一家を迎えました。

白いドレスを着た双子の赤ちゃんが、フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃の腕にしっかり抱かれて入場します。

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双子は男の子と女の子で、フレデリック皇太子に抱かれているのが男の子、メアリー皇太子妃に抱かれているのが女の子です。金の台のなかには、洗礼のためのお水が入っていて、洗礼式では赤ちゃんの頭部にお水を注ぎます。

まずは、男の子から。帽子を脱いで、いざ洗礼式です。フレデリック皇太子の口から、名前はヴィンセント(Vincent)と発表されました。洗礼式の間、ヴィンセント君はびっくりしたのか泣いてしまいました。

次に、メアリー妃に抱かれる女の子。名前はメアリー妃の口からヨセフィーネ(Josefine)と発表されました。そして、頭にお水が注がれます。ヨセフィーネちゃんは気持ち良さそうに(?)とても平穏な様子でお水を浴びて、無事に2人の洗礼式が終了しました。

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洗礼式終了後は、賛美歌。聖歌隊と一緒になって、フレデリック皇太子もメアリー皇太子妃も歌います。この間、ご夫妻の横でちょっとつまらなそうにしていたのが、長男のクリスチャン王子と長女のイザベラ王女。長い儀式に疲れちゃったのかな? 2人とも退屈そうにしていて、それが微笑ましかったです。その様子は、写真で...紹介しないでおきます。笑。

DSC_0719-2.JPGのサムネール画像
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儀式がすべて終了。クリスチャン王子とイザベラ王女が先頭になって、手をつないで歩きます。そして、無事に洗礼式で命名されたヴィンセント君とヨセフィーネちゃんがご両親の腕に抱かれて退場します。厳かな教会で、みんなの笑顔が溢れる温かい洗礼式となりました。

今時では珍しい6人家族になったフレデリック皇太子御一家、デンマーク国民はこれからも美男美女のご夫妻と4人の子どもたちの成長を温かく見守ることでしょう。

さて、双子の名前を賭けていた方たちのなかで、名前を当てた人はどのくらいいたのでしょうか?その結果、ちょっと気になるところです。

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