コペンハーゲンの桜祭り2011

公開日 : 2011年05月13日
最終更新 :

5月7日(土)と8(日)、コペンハーゲンでは桜祭り(SAKURA FAETIVAL)が開催されました!2008年から毎年開催されているイベントですが、そもそものきっかけはパン屋アンデルセンの社長・髙木誠一さんが、デンマークの童話作家アンデルセンの生誕200周年を記念してコペンハーゲンに200本の桜の木を寄贈したことにあります。

" src=

今年はすでに桜の花は散っていたのですが、天候に恵まれて大盛況となりました。震災の後ということもあって、イベントの盛況ぶりに思わず目頭が熱くなってしまいました。被災地の皆様、日本の皆様、日本はデンマークの人びとに愛されています!

ランゲリニエ公園の会場には、仮設ステージが設置され、太鼓・弓道・日本舞踊・剣道・柔道・コスプレ・獅子舞踊り・忍術・合気道・空手・盆踊りなど、さまざまなショーが繰り広げられました。

左はデンマーク人学生による太鼓。右はデンマーク在住日本人による花笠踊り。

DSC_0122-3.JPG

屋台もたくさん並び、寿司・牛丼・カレーライス・アンパン・おにぎり・桜餅・どら焼きなどの日本食、日本酒・梅酒・焼酎・日本のビール・ラムネ・お茶などが販売されました。また、日本を紹介する本や、日本の包丁・陶器なども販売されており、日本に関心のあるデンマーク人・外国人が詰め掛けていました。

写真左は獅子舞踊り。真ん中は日本のモノを販売しているお店。右は弓道。

DSC_0198-2.JPG

さらに。日本の文化の1つといえばコスプレ!コスプレ好きなデンマーク人が、今日こそはと言わんばかりに、おめかしをして遊びに来ていました。皆さん、いかがでしょう?デンマーク人もなかなか負けてないですよね!?

DSC_0248-2.JPG

普段デンマークでコスプレを見かけることはありません。コスプレ好きのデンマーク人にとって、桜祭りは人前で堂々とコスプレ衣装を楽しめる年に1度のチャンスなのかもしれません。

DSC_0296.JPG

きっと、このイベントに来ていた誰もが東日本大震災を知っています。そんなことを考えると、日本人だけでなく、デンマーク人・デンマーク在住外国人がたくさん集まってくれたことが本当に嬉しいです。

お祭りには、その場にいる人たちの一体感を生み出し、人を癒す力がある...桜祭りに参加して強く感じました。

2011年、自粛ムードもあるようですが、お祭りを開催することにもとても意義があるように思います。

この感動を読者の皆さんにも味わっていただきたく、ビデオを掲載します。ぜひご覧になって、少しでも雰囲気を味わっていただけると嬉しいです。デンマークの人びとの応援の気持ち、日本の皆さんに届きますように!!

「上を向いて歩こう」にあわせて盆踊り。デンマークの皆さんも踊りが上手です!

デンマーク人学生による太鼓。女の子がほとんどですが、力強いです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。