フレデリクスボー城周辺のお散歩
皆さん、お盆休みはいかがでしたか?
こちらデンマークは...残念!天気がイマイチでした!
ま。でも、そんなことは多くのデンマーク人にとってどうでもいいのです。というのも、デンマーク人の夏休みは7月がピーク。日本がお盆休みに入る頃、デンマーク人はそろそろ仕事や勉強モードに戻り始めているのです。
でも、日本のお盆に合わせて、今回もまた休暇っぽいネタをお届けさせていただきます!私が夏休みに訪問したフレデリクスボー城周辺について☆
デンマークにはいくつものお城がありますが、中でも湖に佇むフレデリクスボー城がオススメです!コペンハーゲン郊外のHillerødに位置するのですが、そこまで行く価値ありです。
湖を優雅に進む遊覧船は夏季限定(5月中旬~9月中旬)の運航。湖に面して建ち並ぶ高級な住宅やお城を眺めながらの水上ツアーは贅沢です♪
城内も充実していますが、天気が良ければ、ぜひお城周辺を散歩してください!湖の対岸には、フランスを見習ってつくったバロック庭園があります。思いっきり人工的な刈り方で、王冠などの模様が描かれています。また、その奥に湖があるのですが、面白いのはどちらもお城中心に造られていること。「お城の上方」から見下ろして、庭園の模様が正面に見えるようにできており、湖が美しい円に見えるようにできているのです。(庭園内を歩いていると、庭園の模様を正面から見ることはできないし、湖は楕円形をしています。)そんなところから、お城中心・王室中心の設計であることが感じられます。
そして、庭園を歩きながら、視覚的に面白いのは、植木や木々。下の左2枚の写真は、とっても人工的に刈られた植木。このわざとらしさが美しいかどうかはわかりませんが、かわいいです。
でも、すべてが人工的に造られているわけではありません。バロック庭園は、大きな庭の1部。その他の広い敷地には、自然がもう少し自然のままに茂っているところもあります。右写真は水際の木。このあたりには、バロック庭園とは違う静けさと味わいがあります。
そして、そんな自然のなかには王室の方が狩りをするときに休憩所として使った小さなお城(Badstueslottet)が建っています。
16 世紀に建てられたもので、浴室、台所、いくつかの寝室があり、シャワーを浴びたり、狩りの後のランチなどを楽しむ場所として用いられていました。
今日でもランチに使われることがあるそうです。
そして最後に、フレデリクスボー城の噴水。私が2006年に1人で初めてここに来たとき、その美しさに鳥肌が立ったのを覚えています。まさに「王国であるデンマーク」を強く感じた瞬間でした。
デンマークではいくつかのお城を見ていますが、私の一押しは独特の気品と威厳が感じられるこのフレデリクスボー城。
ですので、デンマークのお城が見たい!という方は、ぜひちょっと遠出をして、このフレデリクスボー城をご訪問ください☆ちなみに、お城にはレストランもありますよ!
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