カルチャーナイト2011
10月14日(金)、コペンハーゲンではカルチャーナイトというイベントが開催されました!その名のとおり、文化を楽しむ夜です。
デンマークの学校は来週から約10日間の秋休みに入ります。週末を入れれば、実際には金曜日の夜が秋休みのスタート。そこで、秋休みが始まる金曜日の夜にカルチャーナイトが開かれます。
1993年に始まったのですが、街を挙げて開催される1年の最大イベントとなっています。
コペンハーゲン中で開催されているイベントですが、コペンハーゲンと言っても広いので、各エリアごとのポスターやパンフも作られています。
カルチャーナイトでは、屋外広場のほか、博物館、劇場、図書館、教会、省庁など合わせて250以上の施設が市民に開かれます。というと、規模の大きさがおわかりいただけますでしょうか!?
また、90クローナ(約1300円)のパスを購入すれば、17時から翌朝5時まで電車・バス・メトロなどを自由に利用でき、全てのイベントに自由に参加できます。12歳未満の子どもはパスを持っている親の付き添いがあれば、交通機関・イベントともに無料になります。
今回、私はパスを持たずにカールスベア周辺(ポスターに記載されているビール会社Carlsbergの敷地)を散歩したのですが、なかなか盛り上がっていました!
カールスベア敷地内の広場には、「落書き」でいっぱいになった壁が...。
暗闇のなか、光に照らされて、不思議な力強いパワーを放っています。こう見ると、落書きもキレイですよね?
来訪者が自由に描けるようで、筆をとって壁に向かっている人もいました。
そのほか、会場ではDJが音楽をかけていたり、出店で軽食やドリンクが販売されていました。
外は寒くて約0度!出店の温かい光と湯気を見て、私はふと日本の大晦日の夜を思い出してしまいました。もちろん、甘酒などはありませんが。笑。
また、子どもも楽しめるように、子ども向けのアトラクションやイベントも多数開催されていました。こちらは同じくカールスベア敷地内。子どもがアスレチックを楽しめる広場ができていました!
夜道を歩きながら気がついたのは、老若男女みんなが出歩いているということ。老夫婦も、友達と連れ立った若者も、子ども連れの家族も。
カルチャーナイトが年齢・性別を問わず楽しめるように企画されている何よりの証です。
来年は私もぜひ90クローナのパスを購入して、屋内イベントも見学してみたいです♪
...しかし。
学校の秋休みが始まる金曜の夜に街を挙げてカルチャーナイトって、素敵な発想です^^♪
日本ももうすぐ11月3日、文化の日ですね。各地でさまざまなイベントが開催されることと思いますが、コペンハーゲンのように街を挙げて大規模にイベントしてみるのも面白そうな気がします☆
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