2011年クリスマス☆

公開日 : 2011年12月28日

最終更新 : 2011年12月28日

筆者 : 針貝有佳

皆さま、年越しが近づいてきましたね！

クリスマスはいかがお過ごしでしたか？？

今年はヨーロッパが全体的に温かく、こちらデンマークは約10度。昨年のクリスマスの時期に比べると約15～20度も温かいクリスマスとなりました！

というわけで、もちろん雪はなし。雪のないクリスマスは雰囲気にちょっと欠けるものがありましたが、それでも例年のように楽しいクリスマスとなりました☆毎年のことですが、今年もまたクリスマスのご報告をさせていただきます＾＾♪

右写真はユトランド半島北にある夫の実家のクリスマスツリー。近所から購入してきた本物のモミの木です。実はこのモミの木、高さは170cmくらいあるのですが、最上部が欠けていたため、たったの100クローナ(約1500円)！最上部がちゃんとついているのは200クローナ(約3000円)なので、ずいぶんお買得でした。ちなみに、コペンハーゲンで同じようなツリーを購入すると、軽く400クローナ(約6000円)になります。

24日は朝から飾りつけ。本物のキャンドルを立てるのがデンマーク流。火をつけたときに飾りや木が燃えないように、キャンドルを立てる位置には注意を払いつつ...素敵なツリーが完成！

飾りつけが終わったらランチ。クリスマス時期に食べるのは、ニシンの酢漬けをライ麦パンにのせたスモーブロ。私のお気に入りディッシュの1つです☆

ランチ後は森の散歩。自然のなかを約2時間たっぷり歩きました。

そして、夕方は近所の小さな教会へ。とくに宗教的な意味はなく、クリスマスの雰囲気を味わうのが目的。

なかなか、かわいい外観ですよね？ヒュゲリな(ほっこり居心地良い)感じで安心感があります。たくさんの人が訪れ、セレモニーが開始する頃には満席に。予備の椅子を足して、やっとみんなが座れました。セレモニーでは賛美歌を４曲歌い、牧師さんのお話を聞きました。聖歌隊がハモってくれたのですが、つられて音程がとれなくなってしまう人が続出。笑。

(セレモニー中は写真撮影禁止だったので、左写真はセレモニー終了後、皆さんが帰ってからの写真です。)

そして。これからが本番！教会に行っている間、義父がダックを仕込んでおいてくれ、教会から帰るとオーブンから美味しそうなダックの香りが...。今年のクリスマスは6人でお祝いしたので、丸ごとダックを2匹焼きました！

こちら恒例のクリスマスディナー。ダックがメインで、サイドはデンマーク人が大好きなじゃがいも。砂糖とバターを絡めたカラメルポテト(左側のじゃがいも)がクリスマス風。また、赤キャベツの蒸し煮も。酸味があってダックに絶妙にマッチ。美味しいですよ＾＾

その後は恒例のデザート「リスアラマンド(アーモンド入りのミルク粥)」。1つだけ丸ごとのアーモンドが隠されていて、そのアーモンドが当たった人はプチ・プレゼントがもらえるというゲームをします☆

ディナー後。みんなの目線の先は、ツリーの下のプレゼント。みんなにプレゼントを購入するとけっこうな出費になりますが、みんなからプレゼントをもらえるのは楽しみです＾＾♪

でも、その前に。キャンドルの灯ったクリスマスツリーを囲んで、みんなで手をつなぎ、ツリーの周りをぐるぐる回りながらクリスマスソングを歌います♪そして、こちらも恒例ですが、我が家では最後に"Nu er det jul igen"(今再びクリスマス)というテンポの速い歌を、ステップを踏みながら歌います。ツリーの周りを高速で右回りに左回りにぐるぐる回るので、息が上がります。笑。

そして、汗ばんできたところでプレゼントオープンタイム☆

まず最初の人がプレゼントを1個取って「××から○○へ」と読み上げて本人にプレゼントを渡します。その後は、プレゼントを受け取った人が次のプレゼントを取りに行き、同じように繰り返していきます。

みんな事前にウィッシュリストを作成しているので、だいたい何をもらえるかは検討がついています。でも、リストに書いたもののどれをもらえるかわからない&どんなデザインのものをもらえるかがわからない&サプライズもあったりするので、やはりワクワクします＾＾♪

ちなみに、好みじゃないものをもらっても、サイズが合わないものをもらっても大丈夫。デンマークでは購入時にプレゼントであることを伝えると「交換可能マーク」を貼ってくれるのです。なので、プレゼントをもらった人があとでお店を訪問して他の商品と交換することができます。せっかくの好意が無駄にならず、みんながハッピーになれる良いシステムです＾＾

プレゼントを1つずつオープンし、全てのプレゼントオープンが終了するのは夜中。最後にお茶をして、みんなに感謝の気持ちを伝え、眠りにつきます☆