歩行者の信号、青の時間が短い!

公開日 : 2012年11月08日
最終更新 :
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コペンハーゲンで生活しながら、よく思うことがあります。それは、歩行者用の信号が青になっている時間が短いということ。

毎度毎度のことながら、私は信号が青の時間に横断歩道を渡りきれないのです。しかも、ボケッとしていると、うっかり渡りそびれて、再び待つことになったり...。

というわけで、今回は、信号についてです!

※上写真の信号は自動車用です。蛇足ですが、自動車用の信号も縦向きです。

こちらは、近所の信号。歩行可能時間(青)と待機時間(赤)が秒数で表示されるようになっています。歩行可能時間は...なんと10秒!!短いですよね!?

ちなみに、左写真は残り10秒の瞬間、右写真は残り9秒の瞬間。人間の1秒での動きってこんなものです。この人たちが渡っている最中にちょっと駆け足になるのは、容易に想像ができます。

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信号が青の時間が10秒だったのに対して、信号が赤の時間はなんと49秒。携帯などをいじっていると、青信号はあっという間に赤信号へ。一瞬で過ぎる次の10秒をめがけて、49秒待たなければならないのです...。

さすがに、大きな横断歩道は、歩行時間は長めです。下写真の横断歩道は、青が21秒、赤が38秒。先程の信号よりもお手柔らかです。でも、大きめの横断歩道なので、やはり途中でひっかかる人多数。左下写真の自転車も渡りきれなかったようです。また、右下写真の方は、信号が青になっているのに気がついていない様子。ボケッとしてると、赤になっちゃいますよ~。

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しかし。唯一の救いは、デンマーク社会は歩行者にやさしいという点。デンマークの自動車は、歩行者優先が徹底しています。なので、信号を渡りきれなくても、今まであまり怖い思いをしたことがありません。

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また、左写真の標識は歩行者優先マーク。街には、信号のない横断歩道もいくつかあります。そして、そこにはこんな標識が立っています。信号はないけれど、歩行者が来たら、自動車は歩行者を優先させましょうというマークです。

そして、このマーク、ちゃんと機能しています。たいていの車は、歩行者の姿が目に入ると、止まってくれます。それはけっこう驚くほどの紳士ぶり。なので、信号が変わるのは早いですが、自動車のマナーはきちんとしているので、デンマークでの街歩きはそんなに恐れることないですよ^^☆

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