フランス語学習③持ち帰りで! emporter と apporter の違いは?

公開日 : 2021年09月23日
最終更新 :

フランスのカフェ、ファーストフード店などで持ち帰り用に何か買うとき、何と言ったらよいのでしょうか?

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持ち帰る時は、「À emporter.」

お店で食べる場合は、「Sur place.」

いつかフランス旅行をするために覚えておくといいですね。

フランス語にはたくさんの類語が存在します。辞書で「持って行く」を調べると、今回の「emporter」と 「apporter」という動詞が出てくると思います。「emporter」と 「apporter」フランス人はどう使い分けているのか説明します。

カフェで持ち帰るときに、なぜ「apporter」という動詞を使わないのでしょうか? 「apporter」は「持って行く、持って来る」などの意味があります。フランス人は「どこに持って行くのか、どこに持って来るのか、目的地が強調される場合」に「apporter」を使います。カフェのスタッフとしては「お店で食べるのか、持って行くのか?」その情報だけが必要なので、どこまで持って行こうとしているのかは重要ではありません。「emporter」は「物を一緒に持ち運ぶ、物を一緒に持ち去る」という意味で、「一緒に持ち運ぶ」事が強調されます。

だからカフェでの持ち帰りは「À emporter.」になるわけです。

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筆者

フランス特派員

ティエリー

南フランス / コートダジュールでフランス人の夫&猫と暮らしています。現地から素敵な写真、おいしい写真もお届けしています。

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