アメリカのベビーフードとWIC プログラム
私には三人の子供がいて、上の子供があだ赤ん坊だった頃、アメリカには、ベビーフードというと 瓶詰めのピューレにされた野菜くらいしかありませんでした。あまりおいしいものとは思えず、殆ど離乳食は手作りしていたか、日本から フリーズドライのおいしそうなものを買って帰っていました。
時代は変わり、今アメリカでは あらゆる形態のベビーフードが販売されています。
特に、フルーツ系のものは充実しているように思います。
ずらりと並んだ瓶入りベビーフード
パック入りのフルーツピューレが勢ぞろい 子育てしてた頃にこういうのがあれば助かりました。
赤ちゃん用粉ミルクが日本では一般的ですが、アメリカには日本ではなじみの薄い缶や瓶入り液体ミルクもあります。外出先で お湯と混ぜなくても良いので、便利です。
病中病後の栄養補給に子供用のドリンクもあります。ビタミンやミネラルがプラスされたミルクセーキみたいな味。
アメリカでは、離乳食は、100%市販のものという人が多いと思います。私が手作りしていると言うと、アメリカのママさんたちは びっくり。逆に私が驚愕するのは、食事管理に気をつけているという人でも、インスタントラーメンをぐつぐつ湯がいたものを赤ん坊に食べさせているということです。柔らかくて食べやすいから、が理由ですが、日本ではインスタントラーメンやインスタント食品を赤ちゃんには普通は食べさせないですよね。
哺乳瓶に入った黒い液体を飲んでいる生後半年くらいの赤ん坊がいたので 聞いてみるとなんと中身は コーラ! これにも驚きました。でも、炭酸飲料を乳幼児に平気で飲ませる人は少なくないようです。
アメリカには WIC という政府USDAが提供しているプログラムがあります。これは Women,Infant,Children の略で 所得に応じて、妊婦さんや、赤ん坊、5歳以下の子供達に 無料でミルクや食品を提供するというプログラムです。
援助が受けられる所得のガイドライン が、ここに書いてあります。もし アメリカにお住いの方で、援助を受けたいという場合は、サイトを読んで、アプライしてください。私の友人でも、学生結婚をして収入がなかったり、レイオフされて仕事がなかったりした期間、援助を受けたという人もいました。
、(11月のお題"世界各地の子育て環境")
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