海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > アフリカ  > タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ

タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 西東 たまき

タンザニア・ダルエスサラーム特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


フレッシュなトロピカルフルーツは、タンザニア滞在の楽しみの一つです。


香り高いマンゴー、ハチミツのように濃厚なパイナップルはじめ、様々な果物が豊富に
手に入ります。しかし、多くの果物の旬は日本の冬=タンザニアで一番暑い季節=雨季で、
それを外れると味も種類も期待できません。


mango.JPG

(果汁たっぷりのフレッシュマンゴー。
右の白いのは塩ゆでしたキャッサバ。ホクホクして美味しい。)


期待の高いマンゴーは時期によっていろいろな種類が出て来るので、ぜひ食べ比べをお楽しみ
ください! ポピュラーなのが「ドゥドゥ」と呼ばれる種類で、手が隠れるほどに大きく、
その濃厚な味はマンゴーの王様といえるでしょう。


種までしゃぶりつきたくなる美味しさですが、種の中には虫(ドゥドゥ)がいるといわれて
いるので注意が必要です。


日本での感覚だと皮が緑色の果物は未熟でおいしくないと考えますが、写真のように緑色でも
食べごろです。コツを掴むまでは、お店の人に選んでもらいましょう。


mangoes.jpg

(ドゥドゥ(左)。子供のこぶしくらいの小さなマンゴー(右)も侮れない美味しさ。)


apple mangoes.jpg

(ボリボ種マンゴー。華やかな香りと柔らかい果肉が特徴。)


さて、マンゴーとくればパパイヤ。
「パパイヤは味が淡白で美味しくない」というイメージをお持ちなら、そのイメージは
即座に覆されること間違いありません! 感動的に美味しいパパイヤの味を体験して
欲しいものです。


とはいえ、パパイヤは当たりはずれが多いので「運が良ければ」になります。
おすすめは、黄色い果肉ではなく赤い果肉のタイプです(写真下)。

papaya.jpg


Papaya street vender.jpg

(美味しいパパイヤを自分で見分けるのは、なかなか難しい。)


爽やかな香りのパッションフルーツは、何と萎びて皮がシワだらけになったころが食べごろ。
写真のように黄色く丸いタイプが主流ですが、赤紫で長円形のものもあります。ジェル状
の中身をスプーンですくって食べましょう。ケーキに入れて焼き上げるのもおすすめです。

passion fruits.jpg


下の写真はジャックフルーツ。両手でやっと抱えられるほど大きく、下ごしらえは複雑です。
剥いてパック詰めしたものが売られているので、そちらを試す方がよいかもしれません。
珍しい味と食感を体験してみては。

fruits 2.jpg


苦労の末、丸ごとのジャックフルーツを「解体」したもの。

jackfruit.jpg


市内の学校の敷地にユニークな果樹「ノニ」を見つけた。

noni.jpg


こちら、スワヒリ語で「スタフェリ(stafeli、英語でsoursop)」は、タネと繊維が非常に
多い。

stafeli.jpg


下はカスタードアップル。売り子さんが一つ味見させてくれたけど、ピンと来ず...。
(右上の薄茶色の丸いのはココナツ。)

fruits.jpg


時に見かけるランブータン、スワヒリ語では「ショキショキ(shokishoki)」といいます。
可愛らしい名前ですね。ザンジバルから来るようです。


●●●


試したいのはトロピカルフルーツばかりではありません。気候が異なるタンザニア各地から、
様々な果物がダルエスサラームに運ばれてきます。


リンゴはテニスボールくらいと小ぶりですが、リンゴが美味しいのは日本だけではないと
思わせてくれる美味しさ。輸入物も多く、一年中安定して食べられます。赤、ピンク、
青りんごからお好きなものをどうぞ。


ブドウも。

grapes.jpg


オレンジは皮が硬いタイプから、ミカンのように手で剥けるものなど、いろいろあります。


芳醇な香りと、ふくよかな味のバナナは産地ならでは。バラ売りもしてくれるので、大きな
房が食べ切れなくても大丈夫ですよ。


アフリカで食べるフルーツとして、ベリー類はあまり思い浮かばないかもしれませんね。
しかし、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー等々もキラキラと輝く新鮮な地元産が手に
入ります。

strawberries.jpg

(イチゴ)


raspberries.jpg

(ラズベリー)


1月前後の短い期間にだけ登場するのがプラムです。これはケニアとの国境に近いタンガ産
とのこと。もちろんそのまま食べても良いですが、コンポートにして楽しむのもおすすめ。

plums.jpg


コンポートを作る要領でルバーブにも挑戦してみるとよいでしょう。
フキのような見た目のルバーブは日本ではあまり一般的ではありませんが、ジャムやパイ
などにするのが有名です。軽く煮るだけでとろりと鮮やかな赤いジャムになります。酸味
が強いので、砂糖さえあれば出来上がります。


そして、アボカド好きにはタンザニアは天国です! 一年中美味しいアボカドが楽しめ
ますが、その大きさは時期により大きく異なります。一時期だけ出回る、小ぶりのメロン
ほどの立派なアボカドは感動もの。半分に割ると、鮮やかなエメラルドグリーンが輝き
ます! スワヒリ語でアボカドは「パラチチ(parachichi)」です。こちらも可愛らしい
響きですよね。


通りを歩いていると、頭に載せたバスケットにマンゴーやアボカド、サトウキビなどを
積んで売り歩く売り子さんを見かけることでしょう。希望すればその場で皮を剥いてくれ
たりもします。歩き疲れたときはリフレッシュメントにどうぞ!

avocado.jpg


美味しいメロンもあるし、みずみずしいスイカも人気です。スイカは特大サイズなので
仲間を見つけて食べましょう。こちらのスイカはストライプがなく、深い緑色をしています。



2020年2月17日

こちらは、タンザニアの中心に位置する首都・ドドマ(Dodoma)の名を冠したワイン。
今回は白のドライを選びました。スッキリした味わいです。


dodoma white.jpg

(ブドウ繋がりで、ウィリアム・モリスの「ヴァイン(Vine/ブドウのツル)」のファブリックを背景に)


タンザニア産ワインにはいくつかのブランドがありますが、この「ドドマ」が一番目立ちます。
赤・白のほか、「ナチュラル・スウィート」の3種があります。


wine bottles.jpg


タンザニア本土では、スーパーマーケットや商店、リカーショップなどで簡単に豊富なアルコール類が入手可能です。パブやバーもたくさんあって繁盛しているので、お酒好きが困ることはないでしょう。ファーマーズマーケットなどでは、ハイビスカスワインなどといった小規模生産者の出店があることも。


liquor section.jpg

(スーパーの酒売り場)


日本のお酒も見つかります。


japanese liquor.jpg


タンザニアのローカルフード・炭火焼き肉の「ニャマ・チョマ(nyama choma)」と一緒にどうぞ。
前記事でご紹介した特産カシューナッツのほか、「マトボルワ(Matoborwa)」社製の高品質で人気のドライフルーツシリーズなどもワインのお供にピッタリ! 


タンザニア国産フレッシュチーズも、ぜひお試しください。


cheese vendor.jpg


タンザニアと聞いてワインを思い浮かべる人はかなり少数派かもしれませんね。
アフリカのワインといえば南アフリカが有名ですが、実はタンザニアは、サハラ以南のアフリカ
諸国の中で南アフリカに次ぐ一大産地との情報
もアリ。


国のシンボル「キリマンジャロ(Kilimanjaro)」、「セレンゲティ(Serengeti)」のほか、「ンドヴ(Ndovu・象)」や「サファリ(Safari/旅・サファリ)」など、タンザニアらしい名がついた国産ビール各種や、「国民のスピリット(Spirit of the Nation)」のキャッチコピーで知られる、ジンに似た酒「コニャギ(Konyagi)」が人気ですが、時には希少なタンザニアワインも試してみては。


konyagi ad.jpg

(「コニャギ」のポップな広告ポスター)


そして、飲みかけのワインには、こんなボトルストッパーを使ってみてはいかが?
リサイクルしたワインボトルの口を使ったこのアイディア商品は、市内の人気雑貨店
「アフリクラフト(AfriCraft)」から。 


bottle stopper.jpg


2020年1月18日

勾玉(まがたま)の形をしたカシューナッツは、タンパク質、ビタミンB1、ミネラルが豊富で、マイルドな甘味がおいしいナッツです。家庭では、おつまみやヘルシーなおやつとして食べることが多いでしょうか。肉と合わせて炒めた中華料理も人気がありますね。 

cashewnuts package.jpg

(ローストカシューナッツ、500g入りと250g入り)


生産量が多いのはベトナム、インド、コートジボワールの順(2017年)となっていますが、実はタンザニアも世界で10位に入る生産国です。タンザニアの東側・インド洋沿い、中でもLindi(リンディ)、Mtwara(ムトワラ)といった南部地域で生産が盛んです。


ダルエスサラーム郊外でも、丸っこい葉を持つカシューナッツの木を見つけることができますよ。


cashewnut tree.jpg

(ダルエスサラーム市内の駐車場に植えられたカシューナッツの木)


cashew nuts on tree.JPG

黄色い果実の下に小さな「勾玉(カシューナッツ)」がぶら下がっています。木には、サヤから出したソラ豆のようなカシューナッツが他にもたくさんぶら下がっているのが分かりますか? 


cashew in shell.jpg

勾玉はやがて硬い殻となり、その中に入っているのが可食部です。


生産量のほとんどは、加工のためインドやベトナムに輸出されていきます。そのため、日本で「タンザニア産」と書かれた製品を目にすることは稀ですね。


カシューナッツは、スワヒリ語では「コロショ(korosho)」というかわいらしい名前で呼ばれます。収穫期の秋になると、テレビで収穫の様子が放送され、生産量や政府の買い取り価格などがニュースになります。


●●●


ダルエスサラームでは、比較的小さめの袋詰め製品がどこの商店やキオスクでも気軽に売られています。


また、道路脇に立つ売り子が、ドライブ中に摘まむのに良さそうな小袋入りを売ってもいます。わずか大さじ軽く1杯程度の小袋でも、値段は大きめのマンゴー1個分、あるいは安い食パン1斤分の値段です。


スーパーに行くと、お土産にもぴったりなしっかりしたパッケージのものが手に入るので、
私自身も定番のお土産品にしています。複数のブランドがあるので好みのものを選びましょう。250g~500g入りのたっぷりサイズが揃いますが、やはり値段は肉の2倍ほど。カシューナッツは現地でも安い食べ物ではありません。


cashewnuts new.jpg


しかし、日本で普通に手に入るカシューナッツと食べ比べると、タンザニア産のおいしさは明らかです。カシューナッツは比較的淡白で繊細な風味のナッツですが、タンザニア産はコクが違います。日本で買ったカシューナッツを食べてみてはじめて、タンザニアではおいしいナッツを食べていた贅沢に気づきました。


cashewnuts.jpg


ファーマーズマーケットなどでは、カシューナッツミルクやカシューナッツバターといった加工品も売っています。そちらも是非お試しください。


(写真左は、「タンザニア発・新進オーガニックブランド”Matila Organics”」の記事で紹介した
カシューナッツミルク。)

coconut oil and cashew milk.JPG


2019年11月22日
2019年9月21日
2019年8月 4日
2019年7月 8日
2019年5月20日
⇒すべての記事を見る

タンザニア旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■タンザニアの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

アフリカにもどる

  • 特派員プロフィール
  • ダルエスサラーム特派員

    ダルエスサラーム特派員
    西東 たまき
    2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。インド洋に面した港を備え、アフリカ内陸へ向かう経済の玄関口。発展に向かってパワフルに変わりながら新旧の入り混じる街・ダルエスサラーム。外国人として、会社員として、住民として…様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。 DISQUS ID @disqus_LXBQSe0CAe

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集