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タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 西東 たまき

タンザニア・ダルエスサラーム特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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タンザニア随一の大都市・ダルエスサラームは、海外から来た人たちからも「レストラン
の種類が豊富で美味しい」と評判です。


本格的イタリアンレストランやピザ店も多く、イタリアンチーズは欠かせません。
スーパーでもいろいろな種類のチーズが手に入りますが輸入チーズが大半で、その値段は
決して安くありません。

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そんなとき、安くておいしくいタンザニア産チーズがあるのはとても助かります。
いくつかのチーズメーカーがありますが、おすすめはタンザニア南西部、隣国マラウィ
との国境近くのNjombe(ンジョンベ)地区にある「ンジョンベ・ミルク・ファクトリー
(Njombe Milk Factory)」のチーズ。


ンジョンベ地域はダルエスサラームから700km近くも離れていますが、毎週ダルエスサラ
ーム市内の販売所に製品が配送されてくるため、ダルにいながらフレッシュな本格チーズ
を手に入れることができます。


サラダなどによく使われるギリシャチーズの「フェタ(Feta)」やチーズスプレッド、
ヨーグルトなど使いやすい製品もありますが、主力はイタリアンチーズです。


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フレッシュなリコッタ(Ricotta)、セミハードチーズのプロヴォローネ(Provolone)、
アジアーゴ(Asiago)、シンプルな味わいのカチョッタ(Caciotta)は、プレーン・
チリ・黒コショウ(Manga)の3種類から選べます。タレッジョ(Taleggio)、パンネロー
ネ(Pannnerone)、その他いろいろな種類のチーズが1㎏あたり1000円前後で購入できる
のですから、利用しない手はありません。


モッツァレラ(Mozzarella)もフレッシュチーズとピザ用があるので用途に応じて選べます。


そもそも、このンジョンベ・ミルク・ファクトリーは、1976年からタンザニアで活動している
イタリアのNGO「CEFA」が2005年に始めた酪農プロジェクトが始まり。ンジョンベ地域の約
700もの酪農家から集めた生乳を使い、地元自治体と協力して乳製品を生産しています。


ンジョンベ・ミルク・ファクトリーのチーズは市内の直売店だけでなく、12月と7月を除く毎月
最終土曜日にダルエスサラームで開かれる定例ファーマーズマーケット(Farmers market)
でも購入することができます。試食用サンプルも豊富に用意されていますので、お気に入りの
味を見つけてください!


●ンジョンベ・ミルク・ファクトリーFacebook:https://www.facebook.com/NjombeMilkFactory/


●ファーマーズマーケットの記事は『タンザニアの珍しい農産物がいっぱい!ファーマーズ
マーケット』
も! ンジョンベ・ミルク・ファクトリーのチーズ販売風景の写真も見られます!


2018年11月 4日

暑くて外出したくないとき、雨で外出が難しいとき、友達と家で楽しみたいとき…ダルに
「Jumia Food」がある限り、自宅を出なくても美味しいもの・食べたいものを我慢する必
要はありません!


筆者がこの信頼のフードデリバリーサービスを体験することになったのは、外出予定のな
かったある日の午後、家にいながら美味しいものが食べたいなあと思ったとき、ふとJumia
Foodの評判を思い出したのがキッカケでした。


Jumia Foodとは、ダルエスサラーム市内の様々なレストランのメニューから選んだ食事を
指定の場所にデリバリーしてくれるサービスです。今まで何度か良いレビューを聞いてい
たものの、自分が利用する予定はありませんでした。どうせ食べるなら注文のやり取りを
楽しんだり、お店の雰囲気を味わったりしながら楽しみたいと思うからです。


しかしこの日は、タンザニアのデリバリーサービス体験への興味が勝ち、試してみること
にしました。


【注文手順はこんなに簡単!】
まずは、Jumia Foodのサイトから名前と連絡先を入れてアカウントを作成します。
Facebookアカウントからの登録も可(Q&Aによると、アカウント登録なしでの注文も可能
とのこと)。後は、お好みのレストランのメニューから食べたいものを選び「買い物カゴ」
に入れるだけ。


市内の著名なカフェ&レストランが一通り並んでおり、選択肢も十分。スターター、メイン、
デザート、飲み物…とデリバリーメニューの種類もお店とほぼ変わりません。
また例えば、ピザなら追加したいトッピングやピザ生地の種類など、お店で注文するのと
同じオプションも利用できます。


ピザであれば、今までは『ピザハット』などデリバリー可能なお店から注文するしか
なかったわけですが、Jumia Foodを利用すれば本格派イタリアンレストランのピザも配達
してもらうことが出来るのです。


配達の到着予定時間もすべて表示があり、実際その通りに到着しました。


あまりの便利さにヘビーユーザーになりそうなら、専用アプリを使えばもっと簡単!

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(メキシカン料理店『Taste of Mexico』から届いたブリトー)


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(KFCからハンバーガーセット)


【注文もこんなに安心!】
気になる手数料は、1店舗当たりわずか2,000または3,000シリング(約100/150円)と格安。
ダルエスサラームの渋滞を知っているなら、そして市内各所で無作為に車を止めて取り
締まり活動をしている交通警察に捕まり、面倒な質問を受けたりするリスクなどを考慮
するなら、あり得ないほどのコストパフォーマンスです!


注文画面にはすべてのコストが分かりやすく表示されるので会計も安心。
注文を確定するとまもなくオーダー確認の電話が入ります。


料金は代金引換か、エムペサ(Mpesa)などのモバイルマネーで支払います。
※タンザニアではモバイルマネーがとても進化しています。タンザニアのモバイルマネーに
ついて詳しくレポートした記事『アフリカ暮らしに密着・タンザニアのモバイルマネー事情』も!


デリバリーの日は当日または翌日+時間指定ができますので、事前手配にも便利ですね。


今まで、「タンザニアでは時間もサービスも適当」といった先入観と実績がありましたが、
Jumia Foodのスムーズで明快・明朗なサービスはまさしく新レベルと言えるでしょう。
スタッフは明るくて感じが良く、英語も流ちょう。大変気持ちの良い体験となりました。


皆さんもダルエスサラームに来た時は、タンザニアの新世紀的サービスを体験してみては
いかが?? なお、Jumia Foodはタンザニアだけでなく、アフリカ11か国(2018年9月時点)
でも展開しているようです。
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2018年9月24日

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(野菜売りが集まる一角)


ダルエスサラームは何かと物価が高く、モノによっては日本の数倍も珍しくないですが、
国産農産物だけは格安で入手可能です。


野菜は新鮮さが命。スーパーの「それなり」な野菜に比べ、野菜の行商人の品ぞろえは鮮度
が別格です。自分の体力を使って売り歩くわけですから、価値の低いものを運ぶようなこと
はしませんよね。どの野菜も生き生きと輝いています。

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(スーパーの野菜・果物売り場。新鮮そうに見えても、近くで見ると…。)


大きなカゴに野菜を山盛り載せている売り手なら一目瞭然ですが、野菜を大袋に詰めて運ん
でいる人だと声をかけて聞いてみない限り野菜売りだとは分かりません。サンタクロースの
袋のように大きな古びた袋を手に持ち、頭に載せ運んでいる人がいたら、中身は新鮮野菜かも
しれませんよ。


日本では見かけないような珍しい野菜はスーパーでも売っていますが、地元住人を主な顧客と
する行商人は、さらにレア度の高い野菜を多く携えています。


今回は日本ではあまり見かけない珍しい野菜を、筆者の判断による「リピートしたい率」の
三ツ星ランク表示を添えてご紹介していきます!


―――


当地では葉菜類が豊富です。新鮮な青菜を見ると日本ではお浸しで食べたくなることが
多いかもしれませんね。でもアフリカではサッパリしたお浸しより、細かく刻んで油で
炒めてからじっくり煮込む方が他のおかずとの相性も良いようです。タマネギ+トマト
またはココナツミルクが基本の組み合わせです。


まずは葉野菜から始めましょう。


【ムナヴ/Mnavu】 ★★★
スワヒリ語で”ムナヴ”、英語では”African nightshade(アフリカン・ナイトシェイド)”と
呼ばれるこの葉菜は、ナス科の植物です。”Nightshade”は毒を持つ種類もあることで知られ
ていますが、これはビタミン・ミネラル豊富な食用です。クセのないまろやかな風味、太め
の茎と柔らかい葉が食感にコントラストを与えてくれる美味しい野菜です。

Greens.jpg

上の写真右がムナヴ、左は「チャイニーズキャベツ(Chinese cabbage)」と呼ばれる
からし菜風味の野菜。


Mnavuには、小さな白い花とつぼみがあちこちに付いています。そのまま調理します。
Mnavu flower.jpg


【クンデの葉/Majani ya kunde(下の写真上)】 ★
小豆やササゲにそっくりの味と風味を持つ豆が「クンデ」。この豆を使えば、タンザニアでも
あんこ、お汁粉、お赤飯が楽しめます。その葉は野菜として食べることもでき、それがこの葉
です。下茹でが必要で手間がかかる上、繊維が硬めの葉なので★は1つです。


※クンデ豆の写真や食べ方については『タンザニア料理・定番だけじゃない。あまり語ら
れない食材とメニュー』
へ!


Kunde, Methi.jpg

(クンデの葉(上)とメティ(下))


【メティ/Methi(上の写真下)】 ★★★
「フェヌグリーク」のことです。日本ではスパイス売り場に「フェヌグリークシード」が売ら
れていますが、生葉は入手困難ですね。こちらでは葉も売られています。
先端が丸い「涙形」の葉を持ち、ニガウリ(ゴーヤ)のような苦みとエキゾチックな風味が
あります。その独特の風味を生かして淡白な食材を合わせるのが良いでしょう。鶏肉と一緒に
サッパリ塩炒めにするのが筆者のおすすめです。


【ムチチャ/Mchicha】 ★★★
当地で最もポピュラーな青菜は間違いなくこれでしょう。トマトとの炒め煮が定番調理法で、
定食にはほぼ必ず付いてくるおかずです。クタクタに煮込んでトマトと一体化したムチチャは
とても優しい味がします。


「ホウレンソウ/Spinach」と紹介されることが多いですが「アマランサス」の葉です。
優しく馴染みやすい味なのでいろいろな料理に使えます。アマランサスは日本では「雑穀」と
してタネが食べられているので、その名を知っている人は多いのではないでしょうか。
葉っぱも、春菊の5倍のビタミン、ホウレンソウの3倍のカルシウム等々と栄養価が高い野菜です。

青菜2種.jpg

(丸みのある葉(下)が「ムチチャ」、尖った葉(上)が「マテンベレ」。)


【マテンベレ/Matembele(上の写真上)】 ★★
ムチチャと同じくらいポピュラーなのがこの青菜。実はサツマイモの葉っぱ(sweet potato
leaves)です。葉っぱを収穫してしまってはサツマイモが育ちませんので、野菜として食べる
ために栽培した葉です。ハート型をしている普通のサツマイモの葉とは見た目が違いますね。
少し独特の風味と、ほのかにネトッとした舌触りがあります。


【カボチャの葉/ボガ/Boga/Pumpkin leaves】 ★
カボチャの葉と茎には細かい産毛が生えています。茎はストローのように空洞。煮込んだ
茎はフキのようなシャキシャキした食感で、茎だけ集めて食べても良いかも。葉の方はその
産毛が気にならなくなるまでしっかり煮込んでも、わずかにシャリシャリした食感が残ります。

Mboga.jpg
(ボガ/Boga/カボチャの葉)


他にもケール(Sukuma wiki)、フダンソウ(Chard)、キャッサバの若葉(Kisamvu)なども
よく食べられています。


【白ナス/White eggplantまたはWhite brinjal】 ★★★
大きな米ナスも普通のナスもありますが、白いナスもあります。ゴルフボールほどの大きさ
でラグビー形。皮も中身もクリーム色で、密度が高い身は煮込んでも普通のナスのように
トロトロにはなりません。そして苦みがあります。
町の食堂のおかずにも出て来るくらいポピュラー。小さいけどしっかりしていて食べ応えが
あるし、時々食べたいと感じさせるので★3つ。

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(輪で囲んだ野菜も、ナスのバリエーションなんですよ!
横に並んでいるオクラも人気があります。)


【ヘビウリ/Snake gourd】 ★★★
この得体の知れない野菜は初挑戦だったので一番短いものを選びましたが、それでも84㎝(写真)
あります。

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指で押すとヘンにブヨブヨしていたのは、中に空洞があったからなのでした。
皮もタネもそのまま調理可能。淡白なので何にも合います。厚めにスライスしてオリーブ
オイルでソテーし、タンザニア産モッツァレラチーズを使ったオムレツにして美味しく
いただきました。

Snake gourd cut.jpg


【ドラムスティック/Drum stick】 ★
その名の通り、太さも長さもちょうど「ドラムのバチ」サイズ。オクラを長く引き伸ばした
ようなミゾがあります。ガッチリ硬いこの野菜の正体はスーパーフードとして知られるモリンガ
の実のサヤで、写真のものは長さ45㎝前後です。


サヤはセロリのようにスジを取ることはできますが、硬いサヤと中身を完全に分離するのは
困難なのでそのまま調理し、口に残る硬い繊維を吐き出しながら食べる必要があります。
繊維を選り分けながら食べなければならず、じっくり味わう楽しみは邪魔されますが、柔ら
かい身自体はなかなか美味しいものです。煮込み料理に。繊維が煩わしいため満足感が低い
ので★1つ。

Mlonge, Curry leaves.jpg

(左からドラムスティック、カレーリーフ、そして??)


【カレーリーフ/Curry leaves】 ★
薄手ですがしっかりした葉を持つカレーリーフは、炒ったゴマのような香ばしい香りがします。
葉は細い枝からパラパラと簡単に分離します。インド料理によく使われるようですが、洋風煮込み
料理に入れてもよく馴染みます。穏やかな風味なので多めに入れても大丈夫。
基本的に、食するというより風味付けのための食材なので★は1つ。


【??】 ★
訊いたけど名前を忘れてしまった野菜。かなり大きいものもあり、写真はまだまだ小さい方。
表面がガリガリしていて、どのようにして食べたらよいかちょっと想像がつきません。


スライスするとサクッとした手応えで、シャープな切り口がクリスマス飾りのように綺麗! 
サッパリした味だったので、そのまま挽肉と一緒に味噌炒めにしてみたのですが、尖った部分は
取り除いた方が良さそうです。調理をしても「ガリガリ感」が残るので。

スライス.jpg


【ティンドラ/Tindora】 ★
味はキュウリに似ていながら、パリパリに身が締まっていてしっかりした食感の小さな野菜。
和名では「ヤサイカラスウリ」と呼ばれています。「味はキュウリ」なので悪くないのですが、
キュウリの約3倍という値段の価値は見いだせないため★は1つです。

Habib pepper.jpg

パリパリしたその歯応えから、筆者はみじん切りにしてピクルス代わりに卵のサンドイッチ
に混ぜたり、スライスしてサラダにしました。試しに煮てもみましたが、それでもなお
しっかりしていてトロっと柔らかくなるようなことはありませんでした。


熟すとタネの部分がオレンジ色になるようです。
オレンジ色になった部分は若干酸味が発生し、ヌメッとした舌触りになっています。

Habib pepper cut.jpg


【キュウリ/Tango/Cucumber】 ★★★
こちらで最も一般的なキュウリは、直径5~6㎝ほどまでに育ち過ぎた日本のキュウリのように
見えます。味も散漫だしタネも硬く熟してきているので、取り除いた方が口当たりが良くなり
ます。


代わりに筆者が好んで買うキュウリは、長さ10cm程度のこちらのタイプ。一切タネが気に
ならないうえ、キメが細かく繊細な食感が大変美味しいキュウリなのです。皮は苦いので
剥いて食べます。最初は写真左のように白っぽいですが、日が経つにつれ皮が黄色くなる
ので古びて見えますが、身にハリがあればまだまだ新鮮です! 

Cucumber 2.jpg
(日が経つとだんだん黄色味を帯びてくるので古いと思いきや…。)


これからも随時、レア野菜情報や写真を追加していきますので時折覗いてみてくださいね!



2018年8月28日
2018年7月31日
2018年6月 1日
2018年5月17日
2018年2月17日
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  • 特派員プロフィール
  • ダルエスサラーム特派員

    ダルエスサラーム特派員
    西東 たまき
    2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。インド洋に面した港を備え、アフリカ内陸へ向かう経済の玄関口。発展に向かってパワフルに変わりながら新旧の入り混じる街・ダルエスサラーム。外国人として、会社員として、住民として…様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。 DISQUS ID @disqus_LXBQSe0CAe

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