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タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 西東 たまき

タンザニア・ダルエスサラーム特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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(ダルエスサラーム、カリアコー地区の一角。
カリアコーは食品・生活雑貨から機械類...様々な分野の製品を扱う店舗が集まっている
地域です。電気製品・電子部品の店が密集した、まるで秋葉原のようなエリアも。)


新型コロナウイルスの広がりを抑えるための自粛生活の間、まとまった時間をDIYに割いた
方も多いのではないでしょうか。


制作にしろ修理にしろ、必要なパーツがすぐ手に入ればよいですが、品切れや取り寄せ、
あるいは、もはや製造していないといったケースもありますね。


本格的に部品を探すなら、ダルエスサラームであれば、行き先は「カリアコー/Kariakoo」地区。
シロウトには雑多なモノが無頓着に売られているようにしか見えませんが、行くべきところを
知っている人なら、どんなパーツも見事に見つけられるのは驚きです。


地元の修理人たちは新品から中古品、純正品からコピーまで、あらゆる分野のパーツをサイズ
もピッタリにきちんと調達してきます。


【修理業者どちらを選ぶ? 一般型・地元密着自営型】
さて、タンザニアの暮らしも長くなれば住居や車、手持ちのモノ・電化製品の修理が必要に
なってきます。


モノにもよりますが、修理に使われるパーツや修理方法は、店舗を構えているような業者か
地元密着型の自営業者かで異なる場合があります。前者だと私たちが妥当と考える一般的な
修理方法になりますが、後者はときに目からウロコのアイディアを提案してくれます。


地元密着型タイプの修理人によると、部品交換を行う際は新品のパーツがいいかと思いきや
中古品の方がおすすめというケースがあるのがタンザニアならではのおもしろいところ。
「コピ―かもしれない新品」より「中古でも純正品」の方が信頼できると考えられるから、
だそうです。


私が今回ご紹介するのは地元密着型。クリエイティブな修理事例をご紹介します!


●●●


【エピソード①】
例えば、わが家の洗濯機。


タンザニアでは縦型洗濯機も売ってはいるものの、主流はドラム式です。前面にある扉に
ついているゴムパッキンが劣化して穴が開き、洗濯中に水が漏れるという事象がわが家で
発生しました。こうした場合、日本の多くの人はパッキン全体の交換が必要だと思うこと
でしょう。


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修理人に来てもらったところ、「新しいパッキンを購入して修理することはできますよ。
でも、おすすめは自転車のパンク修理を応用することです」とのアドバイスをくれました。


穴の大きさは指先程度。なるほど、タイヤのパンク修理の要領で対処してみるというのは
なかなかおもしろい発想です。コストも数十円程度で収まるし、十分試す価値があります。
結果、わが家の洗濯機はそれで寿命を延ばすことができました。


【エピソード②】
例えば、わが家のトイレ。


水洗トイレのパッキンの経年劣化で、便器に水が絶えずチョロチョロと流れ込むように
なっていました。水回りの部品を扱うマーケットに行けば必要なパーツは見つかります。
しかし、修理人の指示は「近所の雑貨店でビーチサンダルを買ってきて」というものでした。


彼は、受け取ったビーチサンダルのかかとにあたる部分をパッキンの大きさに合わせて
ハサミで切り取り、パッキンの代用として利用したのです。ビーチサンダルは、ガッチリ
として耐久性のありそうなパッキンとしてしっかり役目を果たしてくれました。
修理人は、わざわざ部品を買いに出かける手間と時間をかけることなく仕事を完了し、
私たちも長く待たされることなく解決してもらえたわけです。


これらはタンザニアに暮らす人の斬新な発想力、対応力に感心させられた出来事でした。


タンザニアでも、修理を依頼すれば本来のパーツで通常の処置を受けられます。
でも時に、こんなクリエイティブな提案をしてくれる修理人に出会うと発想転換のチャンス
になりますね。携帯電話やパソコン修理、データ修復など取扱い先も各所にあるので万が一
の際もご安心を! 


2020年6月12日

フレッシュなトロピカルフルーツは、タンザニア滞在の楽しみの一つです。


香り高いマンゴー、ハチミツのように濃厚なパイナップルはじめ、様々な果物が豊富に
手に入ります。しかし、多くの果物の旬は日本の冬=タンザニアで一番暑い季節=雨季で、
それを外れると味も種類も期待できません。


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(果汁たっぷりのフレッシュマンゴー。
右の白いのは塩ゆでしたキャッサバ。ホクホクして美味しい。)


期待の高いマンゴーは時期によっていろいろな種類が出て来るので、ぜひ食べ比べをお楽しみ
ください! ポピュラーなのが「ドゥドゥ」と呼ばれる種類で、手が隠れるほどに大きく、
その濃厚な味はマンゴーの王様といえるでしょう。


種までしゃぶりつきたくなる美味しさですが、種の中には虫(ドゥドゥ)がいるといわれて
いるので注意が必要です。


日本での感覚だと皮が緑色の果物は未熟でおいしくないと考えますが、写真のように緑色でも
食べごろです。コツを掴むまでは、お店の人に選んでもらいましょう。


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(ドゥドゥ(左)。子供のこぶしくらいの小さなマンゴー(右)も侮れない美味しさ。)


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(ボリボ種マンゴー。華やかな香りと柔らかい果肉が特徴。)


さて、マンゴーとくればパパイヤ。
「パパイヤは味が淡白で美味しくない」というイメージをお持ちなら、そのイメージは
即座に覆されること間違いありません! 感動的に美味しいパパイヤの味を体験して
欲しいものです。


とはいえ、パパイヤは当たりはずれが多いので「運が良ければ」になります。
おすすめは黄色い果肉ではなく、甘みの強い赤い果肉のタイプです(写真下)。

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(美味しいパパイヤを自分で見分けるのは、なかなか難しい。選んで貰いましょう。)


爽やかな香りのパッションフルーツは、何と写真のように萎びて皮がシワだらけになった
ころが食べごろ。黄色くて丸いタイプが主流ですが、赤紫で長円形のものもあります。
ジェル状の中身を種ごとスプーンですくって食べましょう。

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爽やかな香りを活かし、ケーキに入れて焼き上げるのもおすすめです。

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下の写真はジャックフルーツ。両手でやっと抱えられるほど大きく、下ごしらえはかなり
の手間です。剥いてパック詰めしたものが売られているので、そちらを試す方がよいかも
しれません。珍しい味と食感を体験してみては。

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ジャックフルーツがすずなり。

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苦労の末、丸ごとのジャックフルーツを「解体」したもの。

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市内の学校の敷地にユニークな果樹「ノニ」を見つけた。

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こちら、スワヒリ語で「スタフェリ(stafeli、英語でsoursop)」は、タネと繊維が非常に
多い。

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下はカスタードアップル。売り子さんが一つ味見させてくれたけど、ピンと来ず…。
(右上の薄茶色の丸いのはココナツ。)

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時に見かけるランブータン、スワヒリ語では「ショキショキ(shokishoki)」といいます。
可愛らしい名前ですね。ザンジバルから来るようです。


●●●


試したいのはトロピカルフルーツばかりではありません。気候が異なるタンザニア各地から、
様々な果物がダルエスサラームに運ばれてきます。


リンゴはテニスボールくらいと小ぶりですが、リンゴが美味しいのは日本だけではないと
思わせてくれる美味しさ。輸入物も多く、一年中安定して食べられます。赤、ピンク、
青りんごからお好きなものをどうぞ。


ブドウも。

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オレンジは皮が硬いタイプから、ミカンのように手で剥けるものなど、いろいろあります。


芳醇な香りと、ふくよかな味のバナナは産地ならでは。バラ売りもしてくれるので、大きな
房が食べ切れなくても大丈夫ですよ。


アフリカで食べるフルーツとして、ベリー類はあまり思い浮かばないかもしれませんね。
しかし、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリーの他、マルベリーやゴールデンベリーといった
珍しいものもキラキラと輝く新鮮な地元産が手に入ります。

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(イチゴ)


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(ラズベリー)


1月前後の短い期間にだけ登場するのがプラムです。これはケニアとの国境に近いタンガ産
とのこと。もちろんそのまま食べても良いですが、コンポートにして楽しむのもおすすめ。

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コンポートを作る要領でルバーブにも挑戦してみるとよいでしょう。
フキのような見た目のルバーブは日本ではあまり一般的ではありませんが、ジャムやパイ
などにするのが有名です。軽く煮るだけでとろりと鮮やかな赤いジャムになります。酸味
が強いので、砂糖さえあれば出来上がります。


そして、アボカド好きにはタンザニアは天国です! 一年中美味しいアボカドが楽しめ
ますが、その大きさは時期により大きく異なります。一時期だけ出回る、小ぶりのメロン
ほどの立派なアボカドは感動もの。半分に割ると、鮮やかなエメラルドグリーンが輝き
ます! スワヒリ語でアボカドは「パラチチ(parachichi)」です。こちらも可愛らしい
響きですよね。


通りを歩いていると、頭に載せたバスケットにマンゴーやアボカド、サトウキビなどを
積んで売り歩く売り子さんを見かけることでしょう。希望すればその場で皮を剥いてくれ
たりもします。歩き疲れたときはリフレッシュメントにどうぞ!

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美味しいメロンもあるし、みずみずしいスイカも人気です。スイカは特大サイズなので
仲間を見つけて食べましょう。こちらのスイカはストライプがなく、深い緑色をしています。



2020年2月17日

こちらは、タンザニアの中心に位置する首都・ドドマ(Dodoma)の名を冠したワイン。
今回は白のドライを選びました。スッキリした味わいです。


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(ブドウ繋がりで、ウィリアム・モリスの「ヴァイン(Vine/ブドウのツル)」のファブリックを背景に)


タンザニア産ワインにはいくつかのブランドがありますが、この「ドドマ」が一番目立ちます。
赤・白のほか、「ナチュラル・スウィート」の3種があります。


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タンザニア本土では、スーパーマーケットや商店、リカーショップなどで簡単に豊富なアルコール類が入手可能です。パブやバーもたくさんあって繁盛しているので、お酒好きが困ることはないでしょう。ファーマーズマーケットなどでは、ハイビスカスワインなどといった小規模生産者の出店があることも。


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(スーパーの酒売り場)


日本のお酒も見つかります。


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タンザニアのローカルフード・炭火焼き肉の「ニャマ・チョマ(nyama choma)」と一緒にどうぞ。
タンザニアのソウルフード「チプスィ・マヤイ(chipsi mayai)」もおすすめ。たっぷりのフライドポテト(チプスィ)を卵(マヤイ)で抱き込んだボリュームオムレツです。千切り野菜(カチュンバリ)を添えてもらうと、シャキシャキの食感が加わって食べ飽きません。ケチャップや、まろやかな酸味のタマリンドソースで好みの味付けをしましょう。写真では、炭火焼きチキンをオプションで追加してあります。テイクアウトを希望する場合は、このようにアルミフォイルに包んでくれますよ。


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(熱々が美味しいチプスィマヤイ)


前記事でご紹介した特産カシューナッツのほか、「マトボルワ(Matoborwa)」社製の高品質で人気のドライフルーツシリーズなどもワインのお供にピッタリ! 


タンザニア国産フレッシュチーズも、ぜひお試しください。


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タンザニアと聞いてワインを思い浮かべる人はかなり少数派かもしれませんね。
アフリカのワインといえば南アフリカが有名ですが、実はタンザニアは、サハラ以南のアフリカ
諸国の中で南アフリカに次ぐ一大産地との情報
もアリ。


国のシンボル「キリマンジャロ(Kilimanjaro)」、「セレンゲティ(Serengeti)」のほか、「ンドヴ(Ndovu・象)」や「サファリ(Safari/旅・サファリ)」など、タンザニアらしい名がついた国産ビール各種や、「国民のスピリット(Spirit of the Nation)」のキャッチコピーで知られる、ジンに似た酒「コニャギ(Konyagi)」が人気ですが、時には希少なタンザニアワインも試してみては。


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(「コニャギ」のポップな広告ポスター)


そして、飲みかけのワインには、こんなボトルストッパーを使ってみてはいかが?
リサイクルしたワインボトルの口を使ったこのアイディア商品は、市内の人気雑貨店
「アフリクラフト(AfriCraft)」から。 


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  • 特派員プロフィール
  • ダルエスサラーム特派員

    ダルエスサラーム特派員
    西東 たまき
    2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。インド洋に面した港を備え、アフリカ内陸へ向かう経済の玄関口。発展に向かってパワフルに変わりながら新旧の入り混じる街・ダルエスサラーム。外国人として、会社員として、住民として…様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。 DISQUS ID @disqus_LXBQSe0CAe

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