海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > アフリカ  > ダルエスサラーム特派員ブログ > 車を持ったら行いたい・タンザニアならではの推奨プロ...

タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 西東 たまき

タンザニア・ダルエスサラーム特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2018年7月31日

車を持ったら行いたい・タンザニアならではの推奨プロセスとは?


車を持ったら行いたい・タンザニアならではの推奨プロセスとは?

New Bagamoyo Road.jpg

タンザニアを走っている車は日本製がダントツです。
次にイギリスのローバー、ベンツ、BMW、フォードなど欧米車種が続き、少数ながら
ヒュンダイなども見られます。


日本から車を輸入するには、日本を出る前に「輸出前検査」が必要なため車両の品質は
一定水準が維持されており「ボロボロの車」というのは走っていません。そんな車が
走っていたら、まず交通警察が黙っていないでしょう。


日本では車は「新車/中古車」という区分ですよね。こちらでも各自動車メーカーの
ディーラー等から新車を購入することはできますが、主流は中古車です。
中古車といえど輸入したてのものは「新車」のように価値が高いので「輸入したて(Just
imported)/タンザニアで使用済(Driven in Tanzania)」といった区分になるのは
ちょっと面白いところです。


タンザニアで輸入したての車に乗るには、もちろん自動車登録をしてナンバープレート
を作成し、自動車保険に加入する必要があります。


日本ではナンバープレートに自分が希望する番号を付けることができる「希望ナンバー
制度」というのがあり、普通料金の3倍前後の料金で作成できるようになっていますね。
タンザニアでも数年前から希望するナンバーを付けることができるようになっています。


しかしその場合、登録料通常約12,500円(25万シリング)のところ何とその40倍となる
約50万円(1000万シリング)を支払う必要があります(3年ごとに更新料も)。

車両登録料金表.PNG

(登録料金表・タンザニア税務局ホームページより)


※タンザニアのナンバープレートからはいろいろな情報が読み取れます。詳しくご紹介
しているこちらの記事(種別様々・タンザニアの自動車ナンバープレート )もご覧ください。


登録が済んだら専門業者でナンバープレートを作成・取り付けしてもらいます。


ここまでは日本での登録手順と大差ありませんが、以降、タンザニアならではのプロセス
があります。


【タンザニアで車のオーナーになったら行いたい推奨プロセス】
前後左右すべての窓ガラスと、すべてのミラー、ライトカバー、ドアバイザー等にプレート
ナンバーを彫り込んでもらいます。後部にスペアタイヤを取り付けている場合、ハード
タイプのカバーであればプレートナンバーを打ち抜きます。
ダルエスサラームに来たら周囲の車を見てみてください。ご丁寧にいろいろなパーツにナンバー
の彫り込みが見て取れますよ。


ナンバーが刻まれていることによって盗んでも転売が難しくなるため、盗難防止策として
ほとんどの車で行われているのです。


また、車体各部パネルを含む「外部から取り外し可能なあらゆる部分」は簡単に取り外
せないようネジで留め付けます。何と、車のエンブレムまで留めているるケースもあります。
ドライバーがあれば盗むことはできますが、時間がかかりますよね。

車パーツ固定1.jpg

車パーツ固定2.jpg


さて、日本で運転席および助手席側の窓ガラスにスモークフィルムを張る場合、安全上、
可視透過率70%以上でなければ違反になりますね。近年はフィルムを貼っている車自体
あまり見かけません。


しかし、タンザニアでは盗難防止策の一環として、フロントガラスを除くすべての窓ガラス
に濃い目のフィルムを張り、車内の様子が容易に見えないようにした車が多く見られます
(バス、トラックなどの商用車では見かけません)。
濃いフィルムは日差しを遮る効果も高いので、夜は視界が見えにくくなるものの日中は
車内が快適にもなります。


ところで、当地で車に乗る際に重要なこと。
タンザニア、少なくともダルエスサラームで車に乗る際は、窓を閉めておく+ドアロックは
「常識」です。


日中はエアコンを使うため元々窓を開けることは少ないかもしれませんが、朝や夕方以降は
涼しく新鮮な空気を入れようと窓を開けることがあるかもしれません。


開けた窓から、シートに置いたカバンや手に持って操作中のスマートフォンをひったくら
れる事件は後を絶ちません。ドアロックが必要なのも同じ理由です。
信号待ちや渋滞にはまっているところなどを狙われるため、発進して振り切ることもできません。
右左折のためスピードを落とした時も要注意。
車高の高いバスでさえ、窓際で携帯電話の操作などをしていると持っていかれることがあります。


日本でもタンザニアでも、貴重品はとにかく「人目に付かないところ」「人の手の届かない
ところ」に置くのは安全対策の基本ですね。

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー 交通・鉄道・航空 旅行・ツアー・ホテル 治安・渡航安全情報 生活・習慣・マナー
2018年7月31日
« 前の記事「タンザニアの珍しい農産物がいっぱい!ファーマーズマーケット」へ
»次の記事「新鮮さ輝くタンザニアの「レア野菜」レポート」 へ
おすすめ記事
    ダルエスサラーム特派員 新着記事
    アフリカでもおいしいチーズを!本格タンザニア産チーズは種類も豊富
    ダルエスの自宅でレストランの味を楽しめる!信頼のデリバリーサービス
    新鮮さ輝くタンザニアの「レア野菜」レポート
    車を持ったら行いたい・タンザニアならではの推奨プロセスとは?
    タンザニアの珍しい農産物がいっぱい!ファーマーズマーケット
    SNSで使える!スワヒリ語で楽しむ省略語
    通の顔して使いたい!スワヒリ語挨拶【上級者編】
    土を食べる?! タンザニアの「土製サプリ」ウドンゴを食す
    1年前の同じ月に投稿された記事
    種別様々・タンザニアの自動車ナンバープレート

    タンザニア旅行 旅スケジュール

    旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■タンザニアの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

    アフリカにもどる

    • 特派員プロフィール
    • ダルエスサラーム特派員

      ダルエスサラーム特派員
      西東 たまき
      2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。インド洋に面した港を備え、アフリカ内陸へ向かう経済の玄関口。発展に向かってパワフルに変わりながら新旧の入り混じる街・ダルエスサラーム。外国人として、会社員として、住民として…様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。 DISQUS ID @disqus_LXBQSe0CAe

    • リーダーに登録

    地球の歩き方Web特派員募集