肉屋の絶品サンドイッチ。地元の人気店「Leo van Vliet」

公開日 : 2021年05月03日
最終更新 :
筆者 : あお

こんにちは。デルフト特派員のあおです。


2021年4月28日に、6ヵ月ぶりに飲食店のテラス席営業が再開したオランダ。
平日はあいにくの雨続きでテラス席はあまり稼働していませんでしたが、週末にようやくいい天気に。コートが脱げないほど肌寒いですが、デルフトのテラス席はどこも盛況でした。


さて、今回はデルフト旧市街にある地元で人気のブッチャー(肉屋)を紹介します。
事態収束後、デルフトへ訪れる際は、ぜひ参考にしてみてください。

地元民にも大人気のサンドイッチ

「Leo van Vliet」は、旧教会の裏手に位置する肉屋さん。

生肉からソーセージなどの加工肉、ラザニアといった惣菜まで幅広く肉製品を取り扱っている、地元で人気のブッチャーです。

こうした肉製品もおいしいのですが、ここはなんと言ってもブローチェ(Broodje)というオランダのサンドイッチがおいしいんです。お手頃価格なのにボリューム満点で、満足度高めです。
休日のお昼前になると上の写真のようによく行列ができるのですが、その理由のひとつがこのブローチェのようです。


ブローチェのメニュー は、種類も豊富。パンの種類も選ぶことができ、具材は温かい系のものから冷たい系のものまであります。
店内でもメニューが見られますが、すべてオランダ語表記なので、心配な方は事前にウェブサイトで下調べしてから行くと安心かもしれません。オンライン注文用のメニュー だと、写真つきなのでイメージしやすいです。


私もまだまだ開拓中ですが、参考として今回購入して食べたブローチェを紹介します。

ひとつめは、Oude Jan(オウデ・ヤン)。
Oude Janというのは、実はデルフト旧教会の愛称。旧教会のすぐそばにあるので、こうした名前のブローチェがあるのでしょう。
Oude Janは、甘辛いソースがたっぷり絡んだ肉が挟んであるブローチェです。具はあたためてくれるので、ほかほかの状態で出てきます。

中身はとにかく肉づくし! 濃いめに味つけをした肉料理が好きな方にはおすすめです。

ふたつめは、Gebraden rosbief(ローストビーフ)。
名前のとおりローストビーフが挟んであるブローチェです。
こちらは温かいブローチェではありませんが、さすが肉屋のローストビーフ。肉が新鮮で柔らかく、とてもおいしかったです。店員さんにすすめられるまま野菜(トマト、ルッコラ)とマヨネーズを添えてもらったら、ローストビーフとの相性が抜群で、とてもバランスのいい味になりました。


パンはどちらも「ピストレット」という種類のもので、サクサク&ふかふかした食感です。この軽さが逆に食べやすく、具材との相性もよかったです。


値段は、このふたつ合わせて€7ほど。
具材の肉のボリュームを考えるとなかなか良心的な値段かと思います。
ベジタリアンメニューもあるので、選択肢が多いのも嬉しいポイントです。私もまだまだ試してみたいメニューがたくさん!

「簡単に食事を済ませたいけど、せっかくだからおいしいものを......」と考えている場合には、ぜひここのブローチェを候補に入れてみてください。

おいしいブローチェを買って、運河沿いのベンチでゆっくり食べるのもデルフトの楽しい思い出になるかもしれません。
(※なお、外での食事は咎められませんが、コロナ規制の有無にかかわらず公共の場での飲酒は禁止されていますので、気をつけてください)

Kwaliteits slagerij Leo van Vliet
住所
Oude Kerkstraat 9, 2611 HT Delft
営業時間
月~金 8:00~18:00、土 8:00~16:00
定休日
日曜

筆者

東京特派員

あお

東京らしい話題の場所からささやかな日常の風景まで、在住者目線で東京の姿をお届けしていきます。

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