ロイヤルデルフト工房併設のカフェで優雅なひととき「Brasserie1653」

公開日 : 2021年06月20日
最終更新 :
筆者 : あお

こんにちは。デルフト特派員のあおです。


デルフトの観光スポットとして有名なロイヤルデルフト。

デルフト焼きの工房で唯一ロイヤルの称号を名乗ることを許されている、王室御用達の工房です。
ロイヤルデルフト見学を旅程に組み込む方は多いと思いますが、工房に併設されているカフェ「Brasserie1653」もぜひ立ち寄っていただきたい場所です。

ロイヤルデルフトの食器で楽しむカフェタイム

Brasserie1653は、ロイヤルデルフト内にあるカフェです。

ミュージアムやショップの入口のすぐそばにカフェへの入口があるので、入り方はすぐにわかると思います。


工房の敷地内には美しい中庭が存在します。手入れの行き届いた草花はもちろんのこと、建築用のデルフト陶器があしらわれたミュージアムの外壁や柱も趣きのある庭です。
このカフェでは、その中庭に面した席でゆっくりくつろぐというなんとも贅沢なことができます。
工房自体が静かな場所にあることと、中庭ということもあり、とても静かで穏やかな時間が流れています。

中庭を目の前に楽しめるテラス席が一番の特等席ですが、夏の訪問で日差しが強すぎる場合は、テラスのすぐ後ろにあるコンサバトリー(半テラス席)もおすすめです。
店内ですが、大きな窓があり半分テラスのような席です。こちらなら日陰があるので、過ごしやすいです。
テラスの日陰席は、ハイティーの予約席になっていることもあるので、来店してみないとわかりません。

中庭の景色も十分楽しめます
中庭の景色も十分楽しめます

なお、このカフェは、中庭以外にも工房の入口前にもテラス席が用意されており、席数自体はたくさんあります。


このカフェを訪れるもうひとつの楽しみは、ロイヤルデルフトの食器で食事や飲み物が提供されること。
実際に販売されているシリーズでサーブされるので、食器を眺めているだけでも心が満たされます。中庭の景色に食器のデルフトブルーがよく映え、特別感が味わえます。

この日ランチで頼んだトスティ(オランダのホットサンド)も、デルフト焼きマジックにかかって優雅な食事に見えてきます。

ハイティーのテーブルも食事が来る前から華やかで、見ているだけで心が踊ります。
コーヒー1杯だけでも十分訪れる価値があると感じますが、ハイティーでロイヤルデルフトを余すところなく堪能するのもいいですね。


ミュージアム見学をしていなくても、カフェだけ利用することも可能ですが、ミュージアムでデルフト焼きへの理解を深めるとカフェの時間もより一層思い入れが増します。
工房見学の際に立ち寄って、旅の思い出にデルフトブルーの優雅なひとときを加えてみてはいかがでしょうか。

事態が収束し、安心して旅行できるようになったら訪れてみてください。

Brasserie1653
・住所
Rotterdamseweg 196, 2628 AR Delft
・URL
https://museum.royaldelft.com/plan-uw-bezoek/locatie/brasserie1653/
※ハイティーの時間は、12:30~14:30。要予約。詳細はウェブサイトよりご確認ください

筆者

東京特派員

あお

東京らしい話題の場所からささやかな日常の風景まで、在住者目線で東京の姿をお届けしていきます。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。