プレホーリーで外に出られない
いよいよ、今週末(22日)は、ホーリー祭です。
ホーリー祭とは、春(夏)の到来を祝う祭り。
ほかの祭り同様に、太陰暦で日付が決定されるため、西洋カレンダーでの日付は毎年違います。
ホーリー祭というのは、どんな祭りかと言うと、
「水風船や色の粉をだれそれかまわず投げあう」という祭りです。
なので、別名「色の祭り」。
ピンクや黄色や緑や青の粉が飛び交います。
だれそれかまわず、というのは、本当に、だれそれかまわずです。
知らない人でも、道行く人でも、目上の人であろうと、上司であろうと、違うカーストであろうと、この日は無礼講。
そのため、「垣根をとる祭り」とも言われています。
「投げ合う」どころか、家のバルコニーや屋上からも、容赦なく水などが降ってきますよ!
今まで、仲たがいしていたような人とも、ホーリーでは垣根を越えて遊びます。
そのようにして「滞ったエネルギーを発散させて、健康な社会を保つ」という、昔からの知恵なのでしょう。
最も熱狂的にホーリーが行われる場所では、この日だけ「妻が夫を棒で叩いていい」ということになっているそうですよ(笑)。
普段のウップンをはらして、夫婦の間のモヤモヤも解決させる目的があるのだと思います。
ところで、このホーリー祭なのですが、困った事があります。
というのも、気の早い子供達がホーリー1週間くらい前から、早々と水風船投げを始めるんです。
特に、私の住んでいるエリアは、かなり庶民的なエリア。
この1週間は、うかうか外も安心して歩けません。
実際、ここ数日は私も、よほどのことがなければ、外に出ていません。
歩いていると、突然、バシャーッ!と水風船が飛んできて、ズブ濡れになるんですから!
当日はしょうがないとして、プレホーリーは本当に、困りもの。
今度は、思い切りカラフル!な、ホーリー祭当日の写真を紹介しますね。
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