インド人がよく言っている「アチャ」とは
北インドを旅行したことのある人なら、旅行中に「アチャ」という言葉を、散々聞いたと思います。これから旅行する人も、帰国するころには、耳についているでしょう。
「アチャ!」とか、「アッチャー」とか、「アチャチャチャ」。
「Accha」というのは、辞書で引くと、「良い」と出ています。つまり、英語の「Good」。
でも、普通に「Good」の意味で使われるだけではありません。北インドでは、相槌、感嘆など、いろいろな場面すべて、この「Accha」が使われます。
●普通にGoodの意味で使われる時。
「Accha Ladka」=Good Boy 、「Accha kapra」=よい服、すてきな服 などなど
●その他の使い方
・誰かと会話していて、「へぇ〜」なんて言う時には「アチャ〜」
・「え、本当?」なんて言う時には、「アチャ?」
・「なーるほど!」てな時には「アッチャー!」
・理解しづらかったことが分かったときなど「はいはいはい」とか、「そうかそうか、そういうことか!」と言いたくなるシチュエーションでも「アチャチャチャチャ〜」でOK。
・「ふーん・・・」と、適当にやり過ごす時にも、「アチャー・・・・」
・「やるか、コラぁ!」なんて言う時にも「アッチャ〜!?」
・電話や会話などの出だしの一言として(例えば、日本だと「えーと、〜」とか、「あ、〜」など)も、「アチャ、〜」と使われます。
と、こんな感じ。
最初は、「アチャー」なんて言ってしまう自分に慣れなくて、躊躇してしまうのですが、慣れてくると便利なあまり、病みつき。今では、電話でも「アチャ!?」などを連発しています。
また、日本語で「よく雨が降る」などという時の「よく」ってありますよね。
これも、なんとヒンディー語でも「Accha」なのです。
Accha Barish hai ...直訳すると「良い雨だ」なのですが、この場合、別にその雨が「良い」雨というわけではなく、「たくさん降るなぁ、しかし」というような意味になるのです。
とにかく「Accha」は、北インドでは最頻出単語ですので、これから旅行へ行く方、試して使ってみるとインド人と、即席で仲良くなれますよ〜!
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