デリー式 子供のお誕生日会
先日、お友達夫婦（インド人）の娘さんのお誕生日会に参加してきました。
2歳のお誕生日を迎えたお嬢さんは、鼻筋が通っていて、
美人のお母さんによく似た可愛い女の子です。
去年も1歳のお誕生日会が催され、私は夫と共に参加しましたが、
その時はなんと、北インド料理レストラン1軒を貸し切ったパーティー。
お父さんである夫の同僚の気合は、ザ・日本人である私の想像を超えており、
なんと自分の上司とその家族をはじめ、会社の所属部署全員を招待したほど。
娘の誕生日なのに、おとうちゃんの仕事仲間が勢ぞろい、というのは、
今の日本ではちょっと想像しがたい・・・と思った私でした。
お父さんである夫の同僚は、一週間前から娘のパーティーの準備で
慌ただしくソワソワしており、「もう少し仕事に集中してほしいっ！」
というのが一緒に働く夫の本音だったとか（笑）
今年は規模が少し小さくなり、主役にとってのおじいちゃん、おばあちゃん、
叔父さん、叔母さん、お父さんの所属部署のメンバー、お母さんのお友達、
というメンバーでお祝いしました。
それでもお父さんである夫の同僚は、一週間前から落ち着きがなかったそうです。
まぁ、娘にメロメロのおとうちゃんですから、仕方ないのかもしれませんね。
こちらは、2歳を祝うお誕生日ケーキ。
ロウソクが2本ではなく、3本あるのですが、見えますでしょうか？
2年間を無事に過ごし、新しい3年目がスタートする、という意味で、
2歳のお誕生日には3本のロウソクに火を灯すのだそうです。
♪Happy Birthday♪ の曲を歌った後、娘の代わりにお母さんが
ケーキにナイフを入れて、少し切り分けます。
小さく切り分けたものをお母さんは手に取り、祝福をこめておじいちゃん、
おばあちゃんから順に家族に食べさせる、というのがデリー式です。
その後、改めて切り分けたケーキをお皿に乗せて、全員に配られました。
写真の右隅に写っているお皿に、ロウソクが2本置いてありますが、
お店の人が勝手にロウソクを5本差してしまったので、
慌てて2本引っこ抜いたというハプニングの形跡です。
店員さんの大雑把な対応も、やっぱりデリー式です。
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