INDIAコスメ

公開日 : 2012年05月08日
最終更新 :

今日はインド独特のメイクのお話です。

私は特にメイクに凝ってはいませんが、最近若い女性の美容雑誌に寄稿したので、ちょっと関心を持ってショップをのぞいてみました。

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インドの女性って目鼻立ちハッキリしているのに、更に「目元が命」みたいにたんねんに目元を強調していますね。

特に眉毛は皆さんビューティーサロンで10日に1度の割でお手入れをするというのです。顔のむだ毛をサロンで糸よりを使って痛さを我慢しながらも、赤ちゃんの肌のような仕上がりにしたいため、または維持するために通うのだとか。

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お値段はピンキリですが、眉毛と口周りをきれいにしてもらっても120円くらいというのだから、月に3−4回行ってもお財布は痛みませんね?

5000年前からのアーユルヴェーダ製品のコスメも人気があります。目元が命のインド女性は「カジャル」をつけています。アイライナーのようなものですが、ひまし油とか良質なギーを燃やしてから灰にした物の中に、さらに目にいいとされている「ネトランジャン」という植物の根を粉末にしてから灰の中に混合させています。

他にもココナッツオイル配合の自然の成分が入ることもあり、いまだ手作りをしている家庭もあるとか。目のかゆみや、ドライアイに効果があるんだそうです。

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人によって好みがあるでしょうけれど、デリーのショップで売られているインドでナンバー1の人気はLAKMÉのものでした。

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よく幼子がカジャルを目の周りに塗っている姿を目にしますが、これは魔除けのためだそうで、外出時には親が塗って出かけるのだそうです。

初めて見たときはギョッとしましたが、見慣れたらああ、魔除けねと思うようになります。日本人にわからない迷信深い習慣でしょう?

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そうして眉毛も奇麗に整えて、サロンで描いてもらい目元もバッチリ。

これがインドの化粧法。どうあがいても平坦な顔の日本人には勝てっこないですね。

それにしてもさすが、いつも思いますが、アーユルヴェーダは存在感が大きいです!

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