寒いデリーからの逃避の旅

公開日 : 2013年02月05日
最終更新 :
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 インドっていうとどうしても「ホット、ホッター、ホッテスト」のイメージがあるらしいですね。ところが、北インドであるニューデリーの冬は寒く,特に今年は40年ぶりの寒さだけあって、170人以上の路上生活者が凍死してしまいました。

 家の中でオーバーを着ていないと寒いし、電気のオイルヒーターは部屋が即暖まりません。厚着をすると家事も出来ないし、パソコンのキーもピアノのキーも寒くて困ります。

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「よし!シンガポールしかない!」

とばかりに年中30度を超すシンガポールへと約5時間のフライトで向かいました。

 インドの特派としては見逃せないのが「リトル•インディア」。

メトロの路線を熱心に研究してたどり着いたのが、まさにインド色100%のリトル•インディア! 5時間のフライトで、またインド国内の違う州に入ったのか?と錯覚するくらいにインドです。私もインド服を着ていったのでロケーションに馴染んでしまいます。どうせシッキムやアッサムの出身としか見られないので、道行く人もニコッとして無理矢理インド服を見に来ませんか??とは呼び込みしません。

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 さすがにお金持ちのシンガポールだけに,身なりもきちんとしたインド人が多くて、列でも割り込みもなく気持ちのいいマナーです。

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 歴史も古く,1820年代からイギリスの植民地政策として、南インドからシンガポールに移住を強いられた人々が代々住んでいたというので納得。

この一体から漂うマサラスパイスの匂い。矢張りまぎれもないインドの世界。

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 最大のマーケットであるテイッカセンターでは所狭しと屋台食堂が並んでいます。画像のように皆さんインド料理を一心に食べています。

朝食が目一杯あり、かなり時間をかけて食べる私には,残念ながらお腹に入りません。

 マーケットの上はこれまた、インド人の経営するサリーをはじめ、パンジャビドレスがたくさん。ミシンを踏む人が店の前にいて仕事をする姿はまるでデリーのひとコマのようです。

 ここは全インドの州から集められたデザインがあるために、品揃えが豊富で、デリーで見るプリント地とは違う種類が多くあったのが印象的でした。遠く故郷を離れていても、リトル•インディアに来ると仲間もいる、おしゃべりに花が咲いています。ライバルというよりは仲間同士のように見えました。

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 特に日曜日は、インドからも飛んで来て,遠く故郷を離れた友人やら親戚を訪問するため、もっと人があふれて活気づくのだとか。仲間意識が強いのでなるほど。そういえばこの地でMBAを取るために留学した知り合いもいたなー

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