デリーで食べるインド各州の味・ご当地食堂めぐり①~カルナータカ・フードセンター~

公開日 : 2014年12月30日
最終更新 :
筆者 : nok

首都デリーには、インド各州政府の出先機関が集まっていて、その多くは、ご当地メニューが売りの食堂が併設されています。

2-1signboard.JPG

「KARNATAKA SANGHA」(カルナータカ・サンガ)・・・インド南部カルナータカ州の出先機関です。南デリーの公務員住宅が集まる地域の一角にあります。

2-2inside.JPG

食堂は建物の1階で、会社員らしき人から家族連れまで、幅広い客層です。

2-3thali.JPG

多くの人が食べていたのが、日替わり定食(ターリー)。

この日は、2種類のサンバル(野菜と豆のカレー)、ラッサム(トマトベースの酸味の効いたスープ)、サブジー(野菜のスパイス炒め)、、ダヒー(ヨーグルト)、アチャール(漬物)、チャーワル(ごはん)、プーリー(揚げパン)、パパド(薄いせんべい)、デザートのキール(ミルク粥)と盛りだくさん。値段は140ルピー/約270円です。

2-4worker.JPG

おかず類とごはんはお代わり自由。何も言わないとどんどん足されるので、いらなければ「バス(十分です)」と繰り返し伝えて、止めてもらうようにしましょう。

ちなみにこの食堂、働いているのは、カルナータカ州出身の人もいれば、ネパールから来た人もいるそう。上記写真の店員さんは、南部タミルナードゥ州の生まれでした。

もう一品、南インドの軽食といえば、やはり「ドーサー」。

2-5dosa.JPG

中に炒めたじゃがいもが入った「マサーラー・ドーサー」は日本でも目にすることがあります。

この食堂の「マサーラー・ドーサー」(90ルピー/約170円)は、じゃがいも、コーン、たまねぎ、にんじん、豆などをジーラ(クミン)やターメリックなどの香辛料で炒めた具が入っていて、あっという間に平らげることができます。

2-6paperdosa.JPG

通常のドーサーよりも皮が薄く、パリパリの「ペーパー・マサーラー」(120ルピー/約230円)は、見た目のインパクトも大きく、おすすめです。

2-7juice.JPG

ここは、フレッシュジュースの種類が多いのも特徴です。

写真はオレンジ(60ルピー/約110円)とアナール(ざくろ、90ルピー/約170円)で、氷なしで作ってくれます。ジュースと食事が同じ値段というのに驚き。ざくろは少し渋みがありましたが、オレンジはちょうどよい甘酸っぱさで口の中がすっきりしました。

2-8outside.JPG

食事を終えて店の外に出ると、行列が。デリー市民にも大人気の食堂です。

*Karnataka Food Centre*

住所:Rao Tula Ram Marg. R.K.Puram Sector-12 New Delhi-110022

電話:011-2618-7357/011-3296-1674

営業時間:7:30-23:00(ターリーは11:00-15:00&19:00-22:30)

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。