デリーで食べるインド各州の味・ご当地食堂めぐり①~カルナータカ・フードセンター~
首都デリーには、インド各州政府の出先機関が集まっていて、その多くは、ご当地メニューが売りの食堂が併設されています。
「KARNATAKA SANGHA」(カルナータカ・サンガ)・・・インド南部カルナータカ州の出先機関です。南デリーの公務員住宅が集まる地域の一角にあります。
食堂は建物の1階で、会社員らしき人から家族連れまで、幅広い客層です。
多くの人が食べていたのが、日替わり定食(ターリー)。
この日は、2種類のサンバル(野菜と豆のカレー)、ラッサム(トマトベースの酸味の効いたスープ)、サブジー(野菜のスパイス炒め)、、ダヒー(ヨーグルト)、アチャール(漬物)、チャーワル(ごはん)、プーリー(揚げパン)、パパド(薄いせんべい)、デザートのキール(ミルク粥)と盛りだくさん。値段は140ルピー/約270円です。
おかず類とごはんはお代わり自由。何も言わないとどんどん足されるので、いらなければ「バス(十分です)」と繰り返し伝えて、止めてもらうようにしましょう。
ちなみにこの食堂、働いているのは、カルナータカ州出身の人もいれば、ネパールから来た人もいるそう。上記写真の店員さんは、南部タミルナードゥ州の生まれでした。
もう一品、南インドの軽食といえば、やはり「ドーサー」。
中に炒めたじゃがいもが入った「マサーラー・ドーサー」は日本でも目にすることがあります。
この食堂の「マサーラー・ドーサー」(90ルピー/約170円)は、じゃがいも、コーン、たまねぎ、にんじん、豆などをジーラ(クミン)やターメリックなどの香辛料で炒めた具が入っていて、あっという間に平らげることができます。
通常のドーサーよりも皮が薄く、パリパリの「ペーパー・マサーラー」(120ルピー/約230円)は、見た目のインパクトも大きく、おすすめです。
ここは、フレッシュジュースの種類が多いのも特徴です。
写真はオレンジ(60ルピー/約110円)とアナール(ざくろ、90ルピー/約170円)で、氷なしで作ってくれます。ジュースと食事が同じ値段というのに驚き。ざくろは少し渋みがありましたが、オレンジはちょうどよい甘酸っぱさで口の中がすっきりしました。
食事を終えて店の外に出ると、行列が。デリー市民にも大人気の食堂です。
*Karnataka Food Centre*
住所:Rao Tula Ram Marg. R.K.Puram Sector-12 New Delhi-110022
電話:011-2618-7357/011-3296-1674
営業時間:7:30-23:00(ターリーは11:00-15:00&19:00-22:30)
【記載内容について】
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