インドから小包を送る際は白い布で包んで

公開日 : 2015年03月06日
最終更新 :
筆者 : nok

旅をしているうちに、いつの間にか増えてしまう荷物。

安くて面白いものにあふれるインドで買ったおみやげ類は、小包で送って、身軽に旅を続けませんか。

多くの郵便局では、日本宛の国際小包の発送を扱っています。船便、航空便(普通)、EMS(国際スピード郵便)など、速さや補償内容、価格に応じて様々な種類があります。

日本の家族に紅茶などを送るにあたり、インド人の友人から「EMSより少し高いけれど、速くて確実」とすすめられ、WorldNetExpressというサービスを使ってみることにしました。

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郵便局に着いたら、窓口の職員に中身をチェックしてもらい、税関申告書を受け取ります。

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その後、いったん脇の小部屋へ。

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インドでは、荷物を白い布で包まないと受け付けてもらえません。そこで、この小部屋にいる専門のおじさんに梱包を頼むことに。箱の大きさに合った布を選んでかぶせ、チクチクと太い糸で縫い付けて固定し、完成。興味深い作業です。大きさにもよりますが、みかん箱ほどの大きさのものでひとつ100ルピー(約190円)、所要10分ほどでした。こういった梱包のみを専門とする仕事があるのは、なんともインドらしいなあと思います。

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その後、窓口に戻り、計量し、料金を払います。WorldNetExpressでは、1キロ850ルピー(約1600円)、2キロ1200ルピー(約1900円)などで、これに税が加算されます。確かに、航空便(普通)やEMSに比べると、数百円ほど割高かなという気はします。

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よし、これで一安心、と思ったら、「パスポートのコピーが必要」とのこと。荷物にはりつけるそうです。たまたまパスポートを持っていたので、これを近くの店でコピーして(1枚4ルピー/約7円)、再度窓口へ。

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レシートを受け取り、ようやく手続き終了です。レシートには、追跡番号が印字されていて、ウェブサイトから荷物の発送状態を逐一確認できます。「デリー→バンコク→香港→成田」というルートで送られたとわかるのは、少し感慨深いものがありました。今回、金曜の午後にデリーから荷物を出し、3日後の月曜には無事、家族のもとに到着しました。確かに、速い!

布に包んだり、税関申告書に記入したり、面倒な手続きはありますが、手荷物の重さからは解放されます。また、日本で、小包を無事受け取ったときの感動もなかなかのもの。時間があれば、ぜひ試してみてください。

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