もちろん「安い」「早い」「うまい」インドの屋台メシ

公開日 : 2015年04月29日
最終更新 :
筆者 : nok

「安い」「早い」「うまい」-屋台メシに求めたい世界共通の3つのポイント。インドにも、これらの要求を満たしてくれる屋台フードがたくさんあります。

まずは、インド版野菜コロッケの「アールー・ティッキ」。つぶしたじゃがいもをたまねぎ、香草、スパイス類と混ぜて丸め、揚げ焼きしたものです。

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全く辛くなく、外はカリッ、中はフワッ。緑のソース(ミント)と赤のソース(ケチャップとウスターソースを混ぜた感じ)がよく合います。懐かしさを感じる味で、ボリュームもたっぷり。ひとつ20ルピー(約40円)です。

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2番手は、「ゴール・ガッパー」。ぷっくり膨らんだ小さなプーリー(揚げパン)にじゃがいもを野菜や豆、スパイスで炒め合わせた具を入れたもの。これを緑と赤の・・・って、あれっ、「アールー・ティッキ」と同じじゃないか?!と思ったアナタ、するどい!!じゃがいものスパイス炒めは屋台の至るところで発見できます。ちなみにこちらは、ソースというより、水分の多いスープにひたして食べます。

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ひとつ食べるごとに店の人がわんこそばのような形式で次のプーリーを足してくれ、5個で20ルピー(約40円)。ちなみにこの店は、水も氷もミネラルウォーター、オジサンはビニール手袋着用で、清潔さがウリだそう。

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続いて、インド人の知人が「インド人は一番よく食べるけど、外国人にはあまりなじみのない食べ物」という「チョーレー・パラタ」。自転車一台のコンパクトな屋台です。

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チョーレーというのはひよこ豆のカレー。パラタとは、チャパーティーの生地に油を加えて焼いたもの。見た目からは、単調なぼやけた味を想像しますが、細かく刻まれたチリやライムが絶妙な役目を果たし、ピリッとスパイシーな味に。

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学校帰りの子どもたちが一心不乱にほおばっているのをよく目にします。こちらも20ルピー(約40円)。

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ほかにも、サモサやドーサーなどのおなじみ屋台もあります。いずれも、じゃがいもや豆などの安くて保存がきいてお腹にたまる食材をうまーく化けさせていて、さすがのアイディアだなあと、うならずにはいられません。

(4月お題"フードワゴン(屋台)")

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