デリーで食べる各州の味・ご当地食堂めぐり③~タミルナードゥ州~

公開日 : 2015年06月07日
最終更新 :
筆者 : nok

ご当地食堂シリーズ第3段。今回は、タミルナードゥ州政府出張所の食堂です。

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午後1時前に訪ねると、まだガラガラで、店員たちはテレビに夢中。

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いつも通り日替わり定食(ターリー)といきたいところですが、ここでは、ターリーではなく、「チェッティナードゥ」料理の数々をぜひ試してみてください。「チェッティナードゥ」というのは、タミルナードゥ州南部の地域。香り高く濃厚な味付けの肉料理など豊かで独特の食文化で知られています。

まずは「チキン・チェッティナードゥ」(180ルピー/約350円)。

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この地域を代表するメニューです。ぶつ切りの鶏肉にグレイビーなソースがたっぷり。見た目どおり辛い!が、うまい!!上品なスパイスの香りがただよう一品です。肉自体もとても柔らか。

次は「マトン・チェッティナードゥ」(190ルピー/約370円)。

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私はマトンが苦手なのですが、これは臭みが全然気にならず、あっという間に食べ切りました。カレーリーフやクローブなどのスパイス類がうまく臭みを消しているのかなあと思いました。

この二品をかけるのにちょうどいいのが、インド版炊き込みご飯の「チキン・ビリヤーニー」(175ルピー/約340円)。

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また肉です。ゆで卵の存在感に一瞬ひるみますが、脇によけて、スプーンを中に入れてみると、骨付き鶏がごろごろ。辛さ控えめです。

せっかくなので、もう一品肉を。「チキン65」(180ルピー/約350円)。

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いわゆるから揚げです。なぜ65というのか、店員に聞いてみましたが、わからず・・・さすがインド・・・。帰宅後、調べてみましたが、「1965年に生まれたから」「65日目の鶏の肉を使うから」「65種類のスパイスを使うから」など諸説あるようで、どれが正しいのか、結論は出ていないようです。肝心の味ですが、「ビール一杯!」と頼みたくなる香ばしさ。ショウガやチリなどに漬け込んで揚げていて、噛むとうまみがじんわり広がります。

はりきって食べてスパイスを取りすぎたため、数時間後まで、胃の中が熱くなっている気がしました。食べすぎにはどうぞご注意を。

ちなみに、午後2時の店内はうって変わってあっという間に満席でした。

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*Meenakshi Restaurant(New Tamilnadu House)*

住所:No9, Bir Tikendrajit Mag, Chanakyapuri, New Delhi 110021

電話:011-2419-3470

営業時間:8:00-22:30(午後1時までは、「ベジ料理のみ」の時が時々ある)

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