屋台のアイスでひと涼み
ヒンディー語でアイスは「クルフィー」。インドでは、移動式クルフィー売りを、一年中あちこちでみかけます。
屋根つき自転車に簡易冷蔵庫を備えたコンパクトな屋台。自由自在に動けます。
多種多様な商品を紹介するメニューは一応あるものの、すべてそろっていないことのほうが多いです・・・。
甘い味が大好きとされるインド人。下記写真の長いひげのおじいさんはバニラ、バッチリカメラ目線の少年はイチゴ味をお買い上げでした。
私のお気に入りは、ピスタチオ入りアイス。ピスタチオの香ばしさとサクサクの歯ごたえがクセになります。
そのほか、さっぱりしたいときには、マンゴーやオレンジなどのフルーツ系やコーラ味のものも。こういった屋台のアイスはひとつ10ルピーから40ルピー(約20円~約80円)が相場です。
一方、最近は、プレミアム志向のアイス屋台もちらほら。なんとなくぼーっと眺めていると、店員が笑顔で味見を勧めてきます。ぬかりのないマーケティング!
「リアルフルーツ」とうたっているだけあり、自然な甘さでいける!果肉もたっぷり。
特に買う予定もなかったのですが、味見させてもらったマンゴーとブルーベリーを注文。「ワン・イーチ(ひとつずつください)」と言うと、1リットルカップを出してきたので、慌てて「ワン・スクープ(ひとすくい)」と訂正したのでした。税金も取られ、190ルピー(約370円)でした。通常の棒アイスの19倍! まあでもたまにはいいか、と、おいしく涼しいひとときを過ごしました。
(6月お題"アイスクリーム")
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