デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【中編】

公開日 : 2016年03月16日
最終更新 :
筆者 : nok

デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【前編】は→こちら

この日は日曜日でした。出発前からうすうす嫌な予感はしていたのですが、バスターミナルにある観光案内所は休み。ここで情報収集し、自転車を借りて、まわりたかったのですが、断念。柔軟さの求められるインドの旅です。

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まずは、腹ごしらえ。ランチは、バスターミナル近くのホテルDivyadeep一階にあるBhoj Vegetarian Restaurant へ行きました。12時半の店内はガラガラ。少し不安になりますが・・・。

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メニューは北インドスタイルのターリー1種類。↓写真はミニで170ルピー/約290円。パニール(カッテージチーズ)入りカレー、野菜カレー、豆カレー、ヨーグルトサラダ、生野菜、ライス、チャパティー。見ためはサラサラしていますが、さすが北インド!バターとスパイスたっぷりで重め。野菜カレーに入っていたじゃがいも団子。トマトやゴマも入っていて優しい味でした。

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ようやく街歩き開始です。初めに向かったのは、市内北東部にあるネークチャンドロックガーデン(Nek Chand Rock Garden)。道路監視官だったネークさんというおじさん(去年6月、90歳で逝去)が、新たな都市建築の中で出てきた廃材で作った人や動物の「像」などが大量に展示されている公園です。チケット売り場にはながーい列。仙人のような笛吹きおじいさんの演奏を聞きながら順番待ち。大人ひとり20ルピー(約30円)。子どもひとり5ルピー(約8円)。

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この公園、広いです!最大の見ものである「像」の数々は、出口に近いところにあり、そこにたどり着くまでに疲れるという事態に・・・。効率的に回りたい場合、インド人観光客が写真撮影にいそしむ前半部分はサラッと見て、空いている後半の「像」展示部分に時間をかけることをおすすめします。

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↓壁に埋め込まれたコンセント。不気味です。

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↓コンセントの次はお皿。こちらはおしゃれなタイルに見えなくもない。

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↓モザイク壁画。ダイナミックで、色合いも素敵です。

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↓お待ちかねの「像」がやっと登場。ネークさんは、インド人らしく(?)、「質」より「量」を重視して作ったのだろうなあと感じさせる粗さ。でも、この素朴さがなんともいえません。

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公園のあとは、チャンディーガルの目玉、キャピトルコンプレックスへ。しかし、日曜だったので、オープンハンドのモニュメントしか見学できませんでした。青空に伸びる力強い手!エネルギーを感じます。チャンディーガル州政府観光局のウェブサイトによると、このオープンハンドは、「風見鶏のように状況に応じて向きを変えるものではなく、風の吹くべき方向を常に指し示すもの。また、平和のメッセージを受け取る準備ができていることを示している」という意味がこめられているそうです。

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高等裁判所と行政庁舎は遠景のみ望むことに。一番気になっていたオープンハンドを間近で見ることができたのは嬉しかったのですが、他の建物を体感できなかったのはなんとも残念。次は、平日に訪れたいです。

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*キャピトルコンプレックスの見学には許可証が必要です。チャンディーガル州政府観光局のこちらのサイト→http://admser.chd.nic.in/capitolcpermission/からも申し込みできますが、市内のツーリズムオフィスででも即日発行されるようです。

~デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【後編】へ続く~

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