「名店」で本場のムガールカレーに舌鼓を~カーケー・ダ・ホテル~
「インド料理では、値段と味は連動しない」というのが、私の持論です。高級レストランは、「落ち着いてゆっくり食事ができる」というメリットがあります。ただ、味については、使われているスパイスの種類は多いものの、上品さにこだわりすぎている気がして、パンチ不足だなぁと感じることが多いです。店員についても、確かに笑顔で丁寧な接客ではあります。が、対応のスピードは遅めです。その上、年々高級レストランの単価はうなぎのぼりなので、足が遠のく一方です。
では、どこでインド料理を食べるかというと、町中のローカルレストラン(庶民派~中級)です。ただ、どこでもおいしい!ということはありません。デリーの場合「名店」「人気店」がいくつかあるので、あらかじめ調べて行きたい店に見当をつけておくことが、失敗しないコツです。今日はその「名店」のひとつを紹介します。
コンノートプレイスの北西部にある「KAKE-DA-HOTEL」(カーケー・ダ・ホテル)。ムガール料理の老舗。赤い看板と行列が目印です。
入ってすぐのところに並ぶ様々なカレーの大鍋。何杯分あるのだろう・・・。熱々が保たれています。
看板料理のバターチキン。いわゆるチキンカレーです。大量のたまねぎとトマトを長時間煮込んでいて、辛いのだけれど甘い!ムガール料理は「どろどろ」のイメージですが、ここのカレーは、水分多めでどちらかというと「さらさら」です。でも、味はしっかり。今まで食べたバターチキンの中で一番かも。一皿200ルピー(約340円)。途中、親切な店員がカレーを継ぎ足してくれました。さすが人気店!
これは、チキンプラーオ。炊き込みご飯です(一皿210ルピー/約360円)。単体で食べると、「少し物足りないかな」と感じるのですが、一緒についてくるカレースープをかけると、目の覚める美味しさ。
一品ベジタリアン料理も試してみました。これは、Subzi Seasonal(季節の野菜料理)。この日は、じゃがいもとカリフラワーのスパイス炒め。野菜の柔らかさが絶妙です。一皿130ルピー(約220円)。
ここは、常時大繁盛なので、店員の動きも速い!チャパティーのお代わりもすぐに持ってきてくれます。愛想は高級レストランに負けるかもしれませんが、機敏さはピカイチです。
目の前の皿に集中し、熱さと辛さにしびれながらも腹がふくれるまで闘う!これぞインド料理の醍醐味。食べすぎに注意しつつも、ぜひ楽しんでください。
KAKE-DA-HOTEL(カケー・ダ・ホテル)
住所:67, Municipal Market, Connaught Circle, Connaught Place, New Delhi
電話:+91-(0)11 23411580
営業時間:12時~23時半
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