デリーで食べる各州の味・ご当地食堂めぐり⑥~グジャラート州~

公開日 : 2016年05月06日
最終更新 :
筆者 : nok

正直に書きます。州食堂シリーズで初めて「この地域の料理、苦手・・・」と思いました。決してまずいわけではありません。ただ、甘さが売りの料理で、「インド料理=辛い」と考えている私は、どうしても違和感がぬぐえませんでした。

インドでは珍しい甘い料理を出すのは、モディ首相の出身地、「グジャラート」州政府の食堂。ゲートで身分証明書のチェックがあるというセキュリティの厳しい庁舎です。

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入ってみると、一般客がたくさんいて、少しほっとします。

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メニューは朝、昼、夜、それぞれ定食一種類のみ(各110ルピー/約180円)。私が行ったのはランチ時で、写真左から、じゃがいもと野菜のスパイス炒め、グジャラートスタイルの豆カレー、レンズ豆のカレー(ダール)、うりのだんご(コフタ)入りカレー、蒸し菓子(カマンドークラ)、生野菜、チャパティ、パパド(せんべい)。

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これに、ごはん(インド人はまずはチャパティやプーリーでカレーを食べ、最後にごはんと混ぜるのが一般的)とchass(「チャーチ」というスパイス入りバターミルク。正直、苦手です)もついてきます。

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見た目は、これまで紹介したほかの地域のカレーとほぼ同じ。がしかし、グジャラートスタイルの豆カレーをひと口すすってはたと感じるのです。「あれ?なんだか甘い」と。「これ、カレーじゃない!」と。日本で食べるような「甘口のカレー」ではなく、なんというか、砂糖たっぷりで「おしるこ」のような味なのです。うーん、変な感じ。

ただ、これ以外のカレーとおかず類はスパイスたっぷり、ギラギラした辛さで、おいしかったです。チャパティも飾らず素朴な味。

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ちなみに各テーブルに置いてある入れ物には、アチャール(漬物)とともに、なんと黒砂糖のかたまりが!周りのひとを見ていると、食後につまんでいるようでした。どこまでも「甘さ」がついてくるグジャラートスタイル。恐れ入りました。

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Gujarat Bhawan Restaurant

住所:11, Kautilya Marg, Chanakyapuri, New Delhi

営業時間:7時半~9時半(朝食)、12時半~14時半(昼食)、17時半~21時半(夕食)

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