ザ・ドバイファッション

公開日 : 2011年08月19日
最終更新 :
筆者 : 口井 京

ドバイの地元の人たちは大体皆さん民族衣装を着て生活しています。

女性はアバヤとよばれる黒装束、男性はカンドゥーラとよばれるオバQファッションです。

そもそもイスラム教の女性が肌を隠すのは、美しいものはほかにひけらかすためのものではなくて、大事な人のためだけに、という意味があるので簡素なものを身に着けるはず。

なんですが、ドバイ・ガールズは違う!

デザインのおしゃれさ、生地の豪華さは中東随一!!!

ドバイ特別発注かとも思うのですが、黒スカーフ、実はシャネル、ジバンシーだったりもします。

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見てください!後姿もこの豪華さ!

目映いスワロフスキーです!

実はイスラム教では特に黒しか身につけてはいけない、ということはありません。

彼女たちが好んで黒を選んで身に着けています。

自分たちを一番美しく見せる色を熟知しているのかもしれませんね。

彫りの深い黒目の彼女たちが黒のアバヤを着ていると同性でもついつい視線を奪われてしまいます。

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男性の着るカンドゥーラにもこだわりが詰まっています。

デザインにもいくつかパターンがあって襟付きを着ているのはサウジアラビアの人、ドバイの人は丸首、襟なしです。

頭のスカーフにもいくつか巻き方があって活動的な若者はきゅっと結んでいるし、コブラ巻きと呼ばれる両側を上に載せた巻き方のほかに私が好きなのは優雅に片側をたらした巻き方などいろいろあります。

実際に着ている人から聞いた話ですが、この巻き方をするとずれ落ちやすいので自然と動きが優雅になるそうです。なるほど~。

実はドバイの人は結構なおしゃれさんで白のほかにグレーやグリーンなど色物を着る人も多くいます。

生地は品物がいいと、日本製のものが一番人気だそうですよ!

ここでちょっと豆知識・頭に載っている黒い輪はべドウィン(遊牧民)時代にラクダをつないでおく代わりにラクダの前足にはめて足環として使っていたものです。

砂漠の真ん中でラクダに逃げられてしまうことは即・死を意味していたのです。

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やっぱり民族衣装ってすばらしいですよね。

風土や文化にぴったり合っていて無駄がない!

何よりその人たちを一番美しく見せる形にできている!と思うんです。

明日から着物で生活しようかしら。。。

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