9月のお題"就職活動" 外国人編
"失業者ゼロ"
ほかの国とはかなり異なるドバイ事情を語る上でのひとつのキーワードです。
以前ご紹介しましたが、ドバイ人口の外国人比率は約85パーセントです。
なので、ここでは外国人のケースと地元人のケースとで分けて話させていただきます。(あくまで私の浅く広い知識でのお話ですので、どうぞご容赦くださいね。)
外国人は当然、ドバイに滞在するにはビザが必要ですが(観光などを目的とする短期滞在を除く)、他の国と同様、雇用主がスポンサーとなってビザを発給、解雇もしくは本人の意思での退職の際には直ちにビザを無効にされるので多くの場合、3日間ほどでUAEから退去しなくてはいけません。
そのため結果的に無職でUAEに滞在することは不可能になります。
まあ、このおかげでドバイの治安はすこぶるよいのです。
現地採用の場合はやはり自国でネットなどで広告を見てレジュメを送り、面接を受けに来るパターンが主流です。
ドバイの新聞広告にも求人は載りますが、新聞掲載の時点で7割がたは決まってしまっている場合が多いので難しいですね。
もうひとつ、悲しい事実ですが国籍により給料のベースが違うのもドバイの常識です。
管理職にはイギリス、オーストラリアなどの英語圏、エンジニア職は多国籍ですが、低い給料でも働くフィリピンやインドの人が多いため、ある程度の標準はほしい日本人にはなかなか選択肢は少ないですね。
そのためドバイで働くほとんどの日本人は駐在員のようです。
ごくごく少数ですが、こちらで起業されている人たちもいます。
まだまだビジネスチャンスの転がっているドバイ、ぜひもっともっと日本の方に頑張ってほしいです。
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