ストのないドバイ
以前にも書かせていただきましたが、私は仕事上いろんなところに行きますが、ありがたいかな、私の会社では一度もらったスケジュールをいろんな規定をパスさえすれば自分の好きなフライトに変更することが可能です。
そこで私はここ数年、かなり好みに偏った(!)飛び方をしていまして、出来る限りドイツに飛ぶようにしているんです。
なぜって、ドバイからだと比較的近くてフライト時間も時差も体に優しいし、ドイツ人の客さんはマナーが良いのでストレスも少ないし、ステイ先も安全で過ごしやすいし、、、て、ドバイ特派員であることを忘れてドイツ自慢ばかりしていますが、ここでひとつ!
先日、ドバイの某航空会社がスト、キャンセルした影響がわがフライトにも!
正直、こういうことはよくあります。。。
イギリス系の会社のストの影響も良く受ける記憶があります。。。
労働環境の改善要求云々等、言い分は良くわかりますが、一番影響、迷惑を受けるのはかわいそうなお客さんたちです。
そして、そんなときにますます商売繁盛してしまうのは私の会社のようなところです。。。
冷え込む世界的不景気の中、世界的に珍しく黒字を出し続けている航空会社のうちのひとつです。
いつも使っている航空会社がストにあったから、こっちを使ってみたら意外にもサービスも機体もこっちのほうが良かったから今度からはこっちにするわ、なんて声も聞きます。
毎度アリ、て感じです。
ストの是非は賛否両論でしょう。
ドバイでストはありえません。
国の法律で労働組合を作ることを禁止されているからです。
でももし組合を作ることが出来ても私の会社のように働く国籍が120カ国を超えるようなところではみんなの考えを統率して行動を起こすこと自体、途方もないミッションに思えてしまいます。。。
本筋からずれるかもしれませんが、ドバイに来る観光客目線から見れば、いつ来てもストがなく、一切の影響を苦慮せずに楽しめるのはドバイの利点のうちの一つだと思うのですが。。。
(運の悪い方の中には、せっかくの旅行でヨーロッパまで来たのに美術館などがストで閉まっていたなんて経験をされたことのある方もいるかもしれません。。。)
ヨーロッパ圏にけんかを売っているわけではありませんよ。あしからず。
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