多子若齢社会ドバイ

公開日 : 2012年03月22日
最終更新 :
筆者 : 口井 京

以前、ドバイの人口の8~9割は実は外国人というお話をしましたが、ドバイ地元民のみの人口構成をみると実は人口の大半が20代前半から40代前半で占められるんです。

出生率も高く、そう、少子高齢の日本のま逆、多子若齢社会なんです。

grand mosque, ferrali world 064.JPG

では、ドバイの子育て環境は、というとドバイ地元の方にとってはかなり理想的です。

基本的に地元の人は、国のサポートによって住宅、教育、医療にかかる全般を負担する必要がありません。

プラス、手ごろな価格で外国人ベビーシッター、メイドを雇うことが出来るので子供が多くても主婦の負担は日本のお母さんたちに比べればかなり恵まれた環境にあるといえます。

ただ、外国人にとってはかなり話は違います。

まず、病院代がとにかく高い!

プラス、子供を通わせるインターナショナルスクールも高い!

欧米資本の会社はまた条件もそれぞれなのでしょうが、こちらでは産休システムもかなり遅れています。(子供を生んでからもなお働くという概念がまだまだないためでしょう。)

そのためもちろん働いている間、子供を預かってもらえるような託児所もなく、個人的にナニーやベビーシッターを雇うのが一般的です。

なので、外国人女性にとってドバイでの出産、職場復帰はかなり難しいと思います。

それでもがんばっている人はたくさんいますが。

フライトでもよく目にするのは、ベビーシッター共々ファーストクラスに座ってのドバイ地元の人たちの家族旅行。

フライト中も子供のことは一切をベビーシッターに任せているので自分たちは思い思いに食事したり、休んだり、われ関せず。

ほ~んとに恵まれてる。。。

まだ妊娠出産の経験のない私が言うのもなんですが、いったいどうやって子供との間に愛情を育むんでしょうね???

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