どうして王様の航空会社はそんなに景気がいいのか?

公開日 : 2012年07月01日
最終更新 :
筆者 : 口井 京

景気の煽りを一番に受ける旅行業界、航空業界の中でどうして王様の航空会社は利益を出し続けられるのか?

他会社が路線縮小、人員削減している中、大量新機材発注、新規路線拡大を続けている会社がここにあります。

な~んでそんなことが可能なのか?

いろいろ理由はありますが、そのうちのひとつに地理に恵まれた利便性があると思います。

その名のとおり、ハブ空港として中継地点なるべくヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、、、アクセスのよさが強みです。

そういえば、私がかれこれ9年前(!)にドバイにくることに決まったときに「どうしよう~私、地球の端に行かなくちゃいけなくなったよ~」と友人の一人に漏らしたところ、「何言ってるの?中東は真ん中だよ!日本が端っこなんじゃない!」なんていってくれた人がいましたっけ。。

こんなきれいな海のモルディブにもたったの4時間でいけちゃいます。

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もうひとつは、やはり低い人件費でしょうか。

日本やその他先進国の人件費に比べて、機内清掃、ケイタリングその他もろもろを外国人労働者に頼っているので飛行機1機にかかる経費はかなり抑えられているはずです。

会社にとって重要な利潤の追求という点では、かなり進んでいると思います。

が、もうひとつの重要課題、社会貢献、という点がこれからの課題かもしれません。

ただ、記憶に新しい東北大震災の際に各国の航空会社が運行キャンセルした中、王様の航空会社は飛び続けました。このときの貢献度はかなりのものだったと記憶します。

被災地で「マサフィ・ウオーター」を飲む映像を見たときには感慨深いものがありました。

そんな感じで自分を鼓舞しつつ、これからも末端社員はがんばっていこうと思います。。

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