日本人の律儀さとアラブ人のいい加減さの間で

公開日 : 2013年04月04日
最終更新 :
筆者 : 口井 京

約120国籍のクルーが一緒に働く特派員の職場では、やっぱり時々その文化の違いから仕事に対する姿勢も違ったりして、でもそんなことはお客様には関係ないので、ある程度のスタンダードは保たなくてはいけないわけで、うちの職場の中間管理職の人たちは本当に大変だと思います。(ちょっと他人事のように話す、平社員の特派員。。)

そんな中で、今までに実際に何度か仕事前ブリーフィングで話されたネタをここで披露します。

たまたまその場に私とエジプト人クルーが居合わせたから、かな?

<日本人の仕事のやり方>

みんなが出来る仕事があったら、それは私にも出来る。

誰にも出来ない仕事があったら、わたしがやらなくちゃいけない!

<エジプト人の仕事のやり方>

みんなが出来る仕事があったら、ほかの人にやらせよう。

誰にも出来ない仕事があったら、どうやって自分に出来るんだ?

もちろん、半分ジョークですけど。。

アジア人もアラブ人もそれぞれ国によって差があるので、必ずしもひとくくりには出来ません。そんな中で際立っているのが、たぶん日本人とエジプト人なんだと思います。

ちなみにこのネタを披露したのはヨーロッパ人のクルー。彼らから見ても、そういう風に見えるんだ。ふ~~~ん。

もちろん、働き者のエジプト人もいれば、怠け者の日本人もいますし、個人的にはエジプト人の性格も好きです。

彼らの名誉のために補足しておきますが、苦しい状況の中でもジョークに変えられる強さを持った明るい人たちです。

鬱っぽくなりがちな日本人から見れば見習うべきところ多し。

そんなエラそうなことを言っている特派員は、、、日本人らしい律儀なところもなくさないようにしたいけど、物事がスムーズに行かなくてもストレスを感じないフレキシビリティが身についてきました。。。ちょっと、ラテン系?なんのこっちゃ。。。

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