子連れ長時間フライト~ドイツ⇔日本

公開日 : 2018年03月26日
最終更新 :
筆者 : もちむさ

こんにちは。ドイツ デュッセルドルフよりもちむさがお送りします。

今月中旬、デュッセルドルフで出産した次男のお披露目とお宮参りで日本へ一時帰国してきました。

デュッセルドルフから成田空港まではおよそ12時間のフライト。

大人にとってもなかなか大変ですが、幼児や赤ちゃんはなおさらです。

そんな大変な長時間フライト、今回幼児と乳児の両方を連れてやってみて、私なりに気づいたことを書いてみます。

赤ちゃんには事前にバシネット(Baby Basket)を予約。

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バシネットが取り付けられるのは壁が目の前にある数席のみなのですが、この壁に離陸後、シートベルトサインが消えてからCAさんがバシネットを取り付けてくれます。

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取り付けられるとこんな感じになります。

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赤ちゃんをこの中に寝せるのですが、写真のようにメッシュのフタをするので、赤ちゃんの姿は外からは見えなくなりました。

なので、起きていると、この閉塞感を嫌がるのではないかと思いますが、わが家の次男は飛行機内ではよく寝ていたので、行きの夜フライト(20:00デュッセルドルフ→翌日15:00成田)では授乳やおむつ替えの時間を除いて、ほぼこのバシネットに入れた状態でした。

ちなみに、今回、国内線でもバシネットを使用したのですが、そちらは顔が見えるタイプでした。

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赤ちゃんがいるとバシネットは必須だと思うのですが、今回赤ちゃんと別に幼児もいたため、バシネット席だと困ったことがいくつかありました。

今回、3歳の幼児の長男には、足置きクッションを事前にネットで購入し準備していましたが、思ったより活躍せず。。。

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少しでも足を延ばして寝られるようにと思い買ったのですが、バシネットが取り付けられる席の列は他の席より足元が広いので、クッションがすぐに動いてしまい、いまいち活用できていませんでした。

こちらもシートベルト着用サインが消えてから膨らませて、窓際の席でのみ(または、中央列の内側席のみ)使用できます。

また、バシネットが取り付けられる席は、ほかの席と異なり、テレビ画面が可動式で、離着陸時には格納しないといけないため、離着陸時にはテレビが見られない(音声は聞ける)です。

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なので、ビデオを見ている最中にしまわないといけなくなると、イヤイヤ期の子供にはぐずる理由ができてしまうのも想定外でした。

シールブックや塗り絵、折り紙などいろいろ用意していたのですが、ビデオにはまってしまうともう他の物ではいやらしく、なかなか困りました。

そして、バシネット席の肘置きは固定されているので、子供が横向きに寝られないというのも幼児連れではちょっと困ったポイントでした。

普段、短時間のフライトや車移動などでは座ったまま、縦向きに寝ているのですが、さすがに夜に12時間となると、さすがに息子も横になりたいようで、もし肘置きが動けば肘置きを上げて私の膝の上に横になれたのでしょうが、それができないので眠くてぐずったりしたのも大変でした。

今回は首もすわっていない3か月の赤ちゃんだったので、バシネットがあることによって、楽に機内食を食べたり、飲み物を飲んだりできましたが、幼児も連れての長時間フライトだと、もう少し大きい、また首や腰が据わった赤ちゃんだと、起きている時間も長くなるのでバシネットのメリットより、肘置きやテレビの使いやすさのほうが優先事項になるかもしれません。

また、トイレ内のおむつ交換台も小さめなので、よく動く月齢だとおむつ交換がちょっと大変かもしれません。

トイレで用をたせる幼児だと何も問題はありませんが。

ちなみに、わが家の長男にはチャイルドミールはちょっと量が多かったですが、日本→ドイツの復路フライトのデコ弁はめずらしくて大喜びでした。

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普段は食が細い子ですが、喜んで食べていましたよ。

幼児だと、時差ボケでちょうど食事の時間に熟睡ということも多々ありますが、到着前の軽食も、デザートのアイスも、もし寝ていても様子をみて出してくれるのですごく助かりました。

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結局、往路は次男は静かに熟睡、長男が寝辛いため寝ぐずり。

復路は長男はお昼寝&ビデオでおとなしく、次男は目が覚めている時間が長くバシネットを嫌がるという結果に。

移動ではどっと疲れましたが、2年ぶりに帰れた日本は短い滞在時間でもとても楽しかったです。

次はおそらく一年後くらいになりそうですが、さらに準備をして臨みたいと思います。

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