世界でここだけ！特別な黒さくらんぼ！
今回は私が住む田舎町、Geldrop-Mierlo（ヒェルドロップミフロー市、ヒェルドロップ市とミフロー市が合併して一つの市になりました。）が誇るさくらんぼをご紹介します！それがこれっ！
このさくらんぼ、Mierlose zwarte （ミフロースズワルト）というさくらんぼで、日本語訳すると＜ミフローの黒さくらんぼ）といいます。拡大してみるとこんな感じ。
このさくらんぼは日本で栽培されるさくらんぼとは違って赤い状態ではまだまだ熟れてないのです。真っ黒になると食べ頃！このさくらんぼを初めて見た時、＜こんな色になってまだ食べられるの？＞の思ったのですがそれがとーってもおいしい！！とっても甘いんです！しかも鉄分がたっぷり含まれていて貧血気味の私にはとてもありがたい食べ物です！
このさくらんぼは1900年よりこのミフロー市で栽培されており、市役所の近くにはこの頃の収穫中の農夫の銅像も。
しかもこのさくらんぼ、実は我が田舎町でしか育たないという特別なもの！！農家の方の話によれば、このさくらんぼの苗木をオランダの他の地域に植えても、決してミフロースズワルトと同じ味にはならないそうです。その秘密は土壌！！土壌の違いで味が微妙に変わってしまうくらい繊細な種のさくらんぼだとか。6月のこの時期になるとこのさくらんぼを求めて各地からオランダ人がやってきます。私も早速10キロのさくらんぼを注文しました。そして6月最後の週末にはKersenoogstfeest（ケルスンオーグストフェースト）という収穫祭が行われます。それは6月末が一番の収穫時期だからです。今年も来る6月27,28日に行われる予定です。その様子は次回お知らせしますね！またオランダ人のこのさくらんぼの典型的な食べ方などもご紹介するのでお楽しみに！
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