これを見れば年末はすぐそこ、オランダ伝統菓子、オリボルン!

公開日 : 2015年12月18日
最終更新 :

こんにちは~!オランダでは12月6日にシンタクラースがスペインに帰った後、町中、学校では次の日からクリスマスツリーが早速登場し、手のひらを返したようにクリスマスモードに突入しています(笑)。シンタクラースは三週間の寿命でした。

このクリスマスモードは私の町にもやってきました。これが町のど真ん中に開設されたスケート場!!

どぉ~ん!

DSC07190-thumb-640x480-168964.jpg

毎年クリスマスの二週間ほど前から新年にかけて一時的に開設されます。スケートが大好きなオランダ人はとても嬉しそうです。冬季オリンピックのスピードスケートなどをご覧になってもお分かりのように、スケートはオランダ人の得意分野。小学校の子供達の大部分はすでに上手に滑ることができます。

さて、シンタクラースが去った後の年末オランダを代表するものが二つあります。

今回はそのうちの一つをご紹介いたします。

それはこれっ!

DSC_0522.jpg

<Oliebollenオリボルン>という甘いお菓子です。

これは小麦粉や塩、油や卵、酵母菌などを練ったパンのようなお菓子にレーズンやリンゴを入れて油で揚げ、パウダーシュガーをかけて食べるというオランダの伝統的な年末のお菓子!!上の写真は、よくスーパーに売っているオリボルンの材料が入った箱で、中に入っている材料と水を加えて混ぜ、それに250グラムのレーズン(好みによります)を混ぜて油で揚げたら出来上がり!というもの。よってご旅行に来られる方にもお土産としてお勧めです。色々ブランドはあるのですが、代表的なものの写真を撮ってきました。水の分量は、混ぜ合わせた時に硬めの方がよいです。よって少しずつ、少なめに水を入れたほうが良いと思います。それを大さじスプーンですくってそのまま油の中に入れます。(もちろんスプーンは油の中に入れないでください。)キツネ色になれば出来上がりです。

大きさは大人の手のひらに乗るほどです。食べてみるとモチモチとした食感があり、おもちが大好きな私にはたまりません!!シンタクラースシーズンが終わった後の12月のオランダでは<oliebollen>という看板を立てた屋台が町のいたるところにたくさん出るので特に都会をご旅行される方は見かけることも多いかと思います。先述したように、レーズン入り、リンゴ入りと色々種類はあるのですが、私は何も入っていないプレーン味があっさりしてて一番お気に入りです。とてもおいしいのですが材料に油を加えている上にそれをまた油で揚げているため、カロリーはちょっと高め!なので、初めて食べる方はまずは一つ注文してみるとよいと思います。

これが旦那が仕事帰りに屋台で買ってきてくれたオリボルン。どどぉ~ん!!

DSC07183.JPG

で、でかいっ!このようにシュガーパウダーがたっぷりのっかってます!!通常の場合、一つ1ユーロという場合が多いのですが、まとめて10個買うと8ユーロなど、割安になる場合もありますので値段表をよく見てくださいね!<もう、お前さんは食わない方がいいわぁ~!>と思うような方が大口開けて道の真ん中でほおばっている時もあるので決して<ギョギョ!>とした顔で見つめないようにお願いします。

風が冷たい12月のオランダ、皆さんも伝統的なお菓子を手にオランダ観光、楽しんでみませんか!?

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。